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「採用枠が充足したので選考を打ち切ります」と言われたら?

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新卒採用でも中途採用でも良くあることのひとつに、選考途中で結果待ちのとき、

「採用枠が充足したので選考を打ち切ります」

ということを言われることがあります。

それはどのような場合でしょうか?

あなたの選考と同時に、もう一人の受験者の選考が進んでいることがあります。新卒採用であれば、もっと多くの受験者の選考が同時に進んでいるかも知れません。

あなた以外の受験者の面接が、あなたの1日前に行われて、その結果採用が決まった場合、採用枠がそれで充足してしまうことがあります。

これは残念ですよね。でも、採用枠が無くなってしまったのですから、どうしようもありません。これはあなたの力の及ぶところではないのですから、未練を持たず、この会社とは縁がなかったと気持ちを切り替えて、次に行くことが賢明です。

では、次のケースはどうでしょうか?

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次回の面接の約束をしていたのに、採用枠が充足したと言って断られたら?

これはちょっと「えええ?約束してたのに!」ってなりますよね。

でも、私も今まで採用をしていた中で、こういうことが実際にありました。そのときは丁重に事情を正直に話して、受験者の方にお引取りを頂きました。

気の強い受験者だったら、「約束したのだから面接はしてください!」と言うかも知れません。

たしかに、厳密に考えれば、この場合、約束を破ったのは企業の側ですから、法律専門家に相談したら、「企業は約束を守って面接をする義務がある」と言うかも知れません。

でも、そうやって行われた面接で、あなたは合格するでしょうか?

企業は約束を守って面接をする義務はあるとしても、採用する義務はないのです。

今回のケースでは、面接が行われたとしても、まず、あなたは採用されないでしょう。

そこをどう考えるかです。

あくまで筋を通すのか、無駄なことはやめて、気持ちを切り替えて次に行くのか。

理不尽や不条理に遭遇したらどうするか?

就職活動をしていると、これに限らず、いろいろな理不尽、不条理に遭遇すると思います。

それを当然のこととして平気な顔をしてやっている企業もあります。
でも一方、受験者に対して誠心誠意、正直に対応しようとしている善良な企業もたくさんあります。

企業が受験者に対する態度で、あなたはどんな会社なのかを判断してください。

そして、世の中の理不尽、不条理に、どう向き合っていくのかは、あなたのこれからの人生において、あなた自身が考え、決めていかなくてはいけないことなのです。

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