Amazonが打ち出した「社内デトックス術」はさすがだと思った

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辞めたら50万円支給。Amazonが導入した「社内デトックス術」 : ライフハッカー[日本版]

Amazonでは、転職する人に50万円出すという。

「お金を受け取れば仕事を辞めてもいい」と考えている従業員は、会社の長期的な展望に満足していないと見なします。Amazonの発表によると従業員の約2〜3%がすでに同制度を使って退社することが決まっているそうです。Amazonはできるだけ従業員に留まってほしいと考える一方で、不満を持つ従業員に去ってもらうことで残った従業員全体の満足度を向上させようと考えています。

転職出来るならしたい、でも躊躇している。そういう層は、今の会社に満足しておらず、しかし転職の踏ん切りがつかないでいる人たちだ。

そういう人たちが社内で不満を抱えながらくすぶっているとしたら、お金をあげて転職しやすいようにして、去ってもらった方がお互いのために良いということだ。

去る社員もいくばくかのお金をもらって安心して転職できるし、不満がくすぶっている社内の雰囲気も一掃できれば、会社に留まって仕事をしたい残りの人たちへの悪影響も無くなる。

「不満を持つ従業員に去ってもらうことで残った従業員全体の満足度を向上させよう」というのはそういうことを言っているのだろう。

ここで注意すべきなのは、そういう策は打ち出したけれども、会社としては「できるだけ従業員に留まってほしい」と考えているということだ。

経費削減のためにいらない社員をどんどん辞めさせたいということではない。会社からすればいらない社員はいない。でも、社員の側で会社に満足出来ないのなら、それは仕方ない。無理に引き止めてもお互いの幸せにならない。そういう判断なのだ。

素晴らしいと思う。そして、そう思うことが、多分社員には伝わっているのだと思う。

それが、この制度を使いたいと言った社員が、「Amazonの発表によると従業員の約2〜3%」に過ぎないということに現れている。20~30%の社員がこの制度を使って辞めたいと思っているとしたら、その会社は既に終わっているだろう。

価値観や人生における幸せの基準、それによって会社に求めるものは人それぞれ。

だから会社が打ち出す方針に全ての社員を満足させることはあり得ない。

それを冷静に受け止めて、その上で、社員と会社の双方が、一番幸せになれる方法、しかも、すっきりとシンプルな方法を考えたAmazonは、さすがだと私は思った。

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