もしも定年が無くなったら、今より早く辞める人が多くなる。

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今のところ、法律では定年は65歳にせよということになっている。(一部経過措置はあるが。)

そして、徐々に年金受給開始年齢が上がるに従って、今までも上がり続けてきた定年の年齢が、さらに上がることが予想できる。

もしかしたら将来は、定年が無くなるということが普通になるのかも知れない。

定年が無くなったらどうなるのだろう?

それをちょっと想像してみたいと思う。

定年が無いということは、希望すればいつまでも働けるということだ。いや、希望すればというよりも、身体が持つ限りと言うことか。

確かに寿命もどんどん延びて、80歳くらいまで働く人が多くなるのかも知れない。

そうした場合、会社の中はどうなるのだろうか? 年寄りばっかり。年寄り社員が減らないので、若い社員をそう雇うこともできず、どんどん平均年齢は高くなっていく。しかもそうした年寄り社員には、若い社員のようなはつらつとした活力を求めることは無理だろう。

そういう会社に未来はあるか?

個人にとってはどうだろう。

死ぬ直前まで働く。それが幸せだろうか? 確かに経済的には心配は無くなるかも知れない。でも、死ぬ時になって、自分の人生はどうだったと思うだろう?

このように想像すると、定年が無くなるというのは、会社にとっても、個人にとっても、あまり幸せなことではないように思える。

実際問題として、やはりどこかで仕事は辞めなければならないだろう。一つは体力的な問題。もう一つは、仕事だけで人生を終わるというのは、やっぱり好ましい人生とは言えないからだ。

つまり、定年が無くなるということは、いつ辞めるかを自分で決める。ということなのだ。

さて、いつ辞めるかを自分で決めるとなると、それをどういう基準で決めるかが問題になる。

これからは、働く個人一人一人にとって一番大事になるのはこの点だと私は思う。

いつ辞めるかは、その後のセカンドライフに何をやるかによって変わる。

別の仕事にチャレンジしたい人は、その仕事を始めるのに相応しい年齢で、今の仕事を辞めるべきだろう。

セカンドライフは仕事をせず、のんびりと暮らしたい人は、今の仕事で働けるだけ働いてお金を溜める必要があるので、そのためにある程度長く勤めてから辞めたいと思うかも知れない。

家のローンの残り具合や、子供の進学等、それぞれの将来のライフイベントによっても大きく変わってくるだろう。

定年が一定の年齢で定まっていた今までは、その時を受け身で待てば良かったけれど、定年が無くなったら、それぞれが真剣に自分のキャリアプランについて考える必要が出てくるということだ。

でも考えてみれば、そういうことをちゃんと考えることをしないで、会社に依存した一生を送っていた今までの方がおかしかったのではないか。

だから、もしも定年が無くなったら、きっと今より早く辞める人が多くなるんじゃないかと私は思っている。

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