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選考に長期間かかる企業側の理由とは?

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この時期(2016年7月)になると、多くの企業が埋めきれていない採用枠を早く埋めようと、選考を早く進めるようになったりする傾向が見られるのですが、その一方、最初の選考から内定まで、2ヶ月も3ヶ月もかかる企業も多くあります。

そのように選考に長期間かかる理由は何なのでしょうか? 慎重なのでしょうか? 理由はそれだけではありません。

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他の受験者と比較検討したいから

一度に多くの受験者を集められる大企業はともかく、それ以外の企業では、何回も選考会を実施して少しずつ受験者をさばいていく形にならざるを得ません。

そうすると、あなたより遅れて選考が進んでいる受験者の結果が出るまで、あなたを待たせることが出てきます。できるだけ多くの受験者の結果を揃えてから比較検討して判定したいからです。

面接の日程調整が難しいから

私が人事部で採用活動をしていたとき、一番苦労したことがこの日程調整です。

1次試験は人事部の担当者だけでできたとしても、2次試験、3次試験になると、現場の管理職や、取締役などに面接官をやってもらわなくてはいけません。

ところが、こういう人たちはだいたい忙しくスメジュールが詰まっていて、出張など社内にいないことも多かったりします。

これは社内的な都合ではあるのですが、そうした複数の面接官の都合の良い日を設定することがとても難しいので、どうしてもかなり後の面接日になってしまったりするわけです。

また、学生の側にも都合があって、その要望も聞いたりするとさらに日程が合わずに後ろにずれるということもあります。

余談ですが、そうやって苦労して面接の日程を調整していても、選考辞退されることも多くて、そのときは、正直、人事担当者はちょっと凹みます。

結論:我慢して待つしかない

以上は全て、企業側の都合ですし、状況からしてやむを得ない理由でもあります。

学生の側としては、早く選考を進めて欲しいのはやまやまですが、志望する企業であるなら、ここは気を長く持って待つしかありません。

では、今日はこのへんで!

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