入社承諾後の辞退について再度、答えをまとめておきます。

今(2017年5月)、LINEでのご相談で、毎日数件のペースで同じご相談が来ています。

入社承諾書を出した後でも辞退することはできますか?

この件については、過去に何回か記事を書いていますが、ご質問への回答として、再度まとめて私の考えを書いておきたいと思います。

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法的には入社承諾後でも辞退できます。ただし・・・

日本には基本的人権の一つとして「職業選択の自由」がありますので、人がどの会社に就職するかを誰かが強制することはできません。

その意味では、入社承諾書を出したとしても、その強制力は、法的には無効ということになります。

では、法的に可能だから全然気にする必要はないかと言えば、そうでもないところがこの問題の難しいところです。

入社承諾書は責任ある社会人としての企業への約束です。

入社承諾書に記名捺印をして企業に出すということは、あなたは「必ず御社に入社します」ということを企業と約束するということです。

入社承諾書を出した後で辞退するというのは、「必ず御社に入社します」という企業との約束をあなたが破ることになります。

企業は、何故入社承諾書を出させてあなたを拘束するかと言うと、採用した人の入社を確定させないとその後の手続きが進められないからです。

来年春の入社の準備、研修の準備、配属先での受け入れ。

それらを、あなたが入社することを前提として準備を始めます。

あなたが約束を破ることで、それらの準備が無駄になるばかりか、慌ててあなたの代わりの人を採用しなくてはいけません。

あなたが辞退することで、企業にそのような迷惑をかけることになるのです。

決してあなたをおどそうとしているわけではないですが、そのような重みがある約束なのだということを、まず知っておいて頂きたいのです。

状況を正直に話して待ってもらうように交渉してください。

内定を得て、「いついつまでに入社承諾書を出してください」と企業に言われたときに、あなたはまだ選考中の企業があって、その結果を見てから判断したいということがあるでしょう。

その場合は、その状況を正直に言って、入社承諾書の提出を待ってもらうように交渉してください

「取り敢えず出しておけ」というアドバイスをする人もいますが、私はそれはお勧めしません。

取り敢えず出してしまえばその場は何ごともなく終わりますが、後でもめる原因を作ることになります。

正直に言って交渉すれば、あなたのことを本当に欲しいと思っている企業であれば、待ってくれることが多いです。

また、あなたがそのように言うことで、あなたは入社承諾をすることの重みも理解しているということを表すことにもなります。企業は、あなたは安易に企業との約束を破るような人ではないと知って、安心しますし、あなたの評価も上がります。

良心的な企業であればきっとこう言います。

あなたが、「まだ選考中の企業があるので、その結果を見てから判断したい」と交渉したとき、良心的な企業であれば、きっとこう言うでしょう。

「ぜひ、他社も良くみてしっかり比較検討して、後悔のないように選んでください」

そのように言える企業は、あなたは必ず自分のところに来てくれるという自信を持っているのです。

逆に、なんとかあなたを引き留めよう、他社に行かないように妨害しようとするような企業であれば、それは自分に自信のない企業なのです。

さて、あなたはどちらの企業に行きたいと思うでしょうか?

では、今日はこのへんで!

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