就活ルールが廃止後も、1年生から採用なんてことにはならない3つの理由

経団連の会長が、いわゆる「就活ルール」を廃止すると発言したことで、いろいろ賛否両論が出ていますが、その中で、主に学校側からの心配として、

「就活がどんどん早期化して、1年生から就活しなくてはいけなくなるかもしれない」

というようなことが言われています。

でも私は、こんな極端なことにはおそらくならない、企業はそんなことはしないと見ています。

それは何故でしょうか? 採用する企業の側に立って考えてみれば、わかってきます。

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1年生ではまだ採用の判断材料にならない

大学1年生を採用するとしたら、どんな判断材料で選考するのでしょう?

基本的な人柄は面接をすればわかるでしょうし、およその学力は学歴や筆記試験によってわかるでしょう。

でも、1年生の時点ではそれしか判断材料がないのです。

それで十分ではないか? という企業もなかにはあるかも知れません。

では、それで十分なら、何故今まであんな大変なエントリーシートを書かされたり、そこには「学生時代に力を入れたこと」などを書かせていたのでしょう?

それは、大学4年間の間で、何に力を入れてきたか、どんなときにどんな行動を取って、そこから何を学んだか? というエピソードの中から、その人の潜在能力や考え方を知ろうとしていたからです。それが必要とされていたからです。

大学に入って間もない1年生に「学生時代に力を入れたこと」を聞いても、まだ何も出てこないでしょう。

良い学生を早く採りたい。と焦る企業もあるでしょうが、いくらなんでも1年生では、まだ判断材料に乏しいと考える企業の方が多いはずです。

企業は3年後の人員予測などできない

1年生に内定を出すとしたら、実際に企業に入社するのは3年後になります。

企業は、3年後の人員計画を予測して、どんな人をどれくらい採用するのかを決めなくてはいけなくなります。

中途採用と違って新卒採用の難しいところは、実際に働いてもらえるのは卒業後なので、それまで待たないといけないということです。

現状の4年生を対象にした採用でも数ヶ月待つのがじれったいくらいなので、3年後まで待たなくてはいけないなど、到底企業にとっては現実的ではありません。

まして、変化の激しい今の時代、3年後の事業計画、それに伴う人員計画をできる企業はあるでしょうか?

私はあり得ないと思います。

辞退者が非常に多くなり非効率になる

売り手市場の現在、多くの企業の頭を悩ませているのは内定辞退者が多いことです。

現状の4年生に対する採用においても、卒業まで待つ数ヶ月の間の内定辞退者が多くて困っているというのに、待つ期間が3年に伸びたらどうなるでしょう?

3年の間にほとんどはいなくなってしまうのではないでしょうか?

現状でも、採用担当者にとっては内定を出す時期というのは、永遠の悩みのタネです。

良い人は早く確保したい。でも内定を早く出しすぎると逃げられる可能性も高くなる。

採用担当者は、毎年毎年変化する採用市場を見極めながら、とても微妙な調整を繰り返しているのです。

それが、今より一律に3年も早く内定を出したらどうなるか? 現場の採用担当者が一番わかっていることのはずです。

まとめ:自由になってもある程度妥当なところに落ち着くはず

何につけても悲観する人は、わざわざ極端なことを想像して騒ぐものなのです。

この件に限らず、世の中というのは、自由にやっても、そこそこ妥当なところに落ち着いていくものなのです。

しばらくは疑心暗鬼や混乱があるでしょう。

それは過渡期には仕方がないことです。

この件も、世の中が大きく変わっていくことの一つだと思います。逆戻りはもうできません。

大事なのは、マイナス面だけを見て騒ぐのではなく、必ず良い方向に行くと信じて、積極的にそれぞれが行動していくことだと思います。

就活生の皆さんは、決して悲観する必要はありません!

では、今日はこのへんで!

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