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就活の選考で優秀な人が落とされる3つの理由

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現役人事が語る「優秀なのに選考されない人」
企業の採用基準はどうなっているのか――。9月25日の配信記事「就活『学歴フィルター』がなくならない真因」で、学歴フィルターの話にも触れましたが、企業は「優秀な人材」を採用することに躍起になっています。…

という記事はとても良い記事だと思ったので、就活をしている皆さんはぜひ読んで参考にしていただければと思いました。

その中でも私が、

「あ、これ、あるんだよなあ」

と思った箇所があります。私がかつて人事採用担当者だったとき、まさしくこれと同じことを社長から言われたことがあるからです。

それは、

求める人物像にマッチした人材に出会い、「すごく優秀な人材が来た!」と自信を持って人事から推薦したのにも関わらず、経営陣から「確かに優秀だけど、うちの会社でこの優秀な人材を本当に使いきれるの? そんなに任せられることがある? 先輩社員と一緒に働いて失望して辞めない? オーバースペックのような気がするけど、どう?」などと言われて、不採用にしてしまうことがあります。

というところです。

この中に、優秀な人が落とされる大事な理由が3つ含まれています。

順に見ていきましょう。

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優秀な人が落とされる理由1.当社にはオーバースペック

私がいた会社は中小企業だったのですが、たまに超上位校の学生さんが受けに来てくれることがありました。

確かに学歴だけでは人物を判定はできないのですが、

「そんなどこにでも行けそうな人が、なんでうちなんか受けに来るんだ?」

ということになるわけです。

実際、そういうことで、

「なんかありそうだから止めておいた方が無難だ」

ということで不採用にしたことがありました。

優秀な人が落とされる理由2.現場が使い切れない

学歴はともかく、実際に頭の良い能力が高い人が入ってきた場合、現場が戸惑う可能性ということもあります。

ぶっちゃけ言えば、上司は「自分より優秀な部下」っていうのは嫌う心理があります。

だって、負けてしまう可能性があるわけですから。

勝ち負けではないにしても、そんな優秀な部下を使ったことがないので、自分では指導する自信がない、ということは十分あり得ます。

そういうことで、やっぱり使いやすい人材の方が良いということになるのです。

優秀な人が落とされる理由3.嫌になって辞めると思われる

優秀な人でも、自分で望んで入ってきたのですから最初のうちは張り切って働いてくれることでしょう。

でもそのうちに、周りのレベルと自分のレベルの差に気がつき、自分の方が進んでいるのに周りがついてこない、理解してもらえない。という不満が出てくる可能性があります。

自分はもっとできるのに、それ相応の仕事が与えられないという不満も考えられます。

「こんなところにいても、自分は成長できない。」

そういうことになって、すぐに辞めちゃうんじゃないか?

やっぱり、止めておいた方が無難だな。ということになるのです。

結論:企業はそのレベル以上の人は採れない

まとめて言えば、そういうことなのです。

これを読んでいるあなたが優秀な人であるなら、ぜひあなたより優秀な人が多くいる企業を探してください。

その方があなたが採用される可能性は高いし、入社後もあなたが成長できる可能性も高いということです。

では、今日はこのへんで!

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