超売り手市場なのに新卒入社者の離職率が下がらない2つの理由

先月厚労省が出したこのデータ

新規学卒就職者の離職状況(平成27年3月卒業者の状況)を公表しますについて紹介しています。

を見ると、やっぱり「3年で3割が辞める」というジンクスは続いているのだなと感じました。

大企業では24%、零細企業では57%と、やはり企業規模が小さいほど離職率は高い傾向はあるものの、平均すれば3割が3年で辞めているという結果です。

でも一方では、最近は超売り手市場です。

就職が厳しいときに比べれば、学生の側としては選択肢が多くなっていて、希望する企業に入れているはずですよね。

だったら、何故辞める人の数がこうも減らないのでしょう?

おかしいと思いませんか?

この理由については、色々考え方があるとは思うのですが、今日はこの件について私の考えを書いてみます。

私は主に2つの理由があると思っています。

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【3年後離職率が下らない理由】1.誰もが大企業に入れると思ってしまったから

超売り手市場だから大手企業にも入りやすいだろうと思う人が多いのですが、これははっきり言って幻想です。

平均としては超売り手市場だとしても、大手に限っては相変わらずの人気ですし、超売り手市場だから入りやすいだろうと安易に志望する学生が多くなって、ますます競争率は高まっています。

幻想を抱いて大手を受けた多くの学生は、案の定お祈りを食らい、振り出しに戻って就活のやり直しをしなくてはいけなくなります。

そのときには、まだ内定者を確保できていない中小企業が採用を続けているとはいえ、最初の時期よりは選択肢が狭くなってしまっています。

結果として、特に気に入ってもいない企業に入ってしまうことになるのです。

【3年後離職率が下らない理由】2.内定を取りやすいので安易に企業を決めてしまったから

超売り手市場であるということは、全体としては求人倍率は高く、就職先を選ぶ上での選択肢は多いということです。

自分のやりたいことや興味ある業界がはっきりとしている人は、それに合った企業に巡り会える可能性が高いですから、満足のいく企業に就職できるでしょう。

しかし、決してそうではない多くの学生は、はっきりと軸を定めないままに就活を進めますが、企業の選考基準が下がっていることから、何となく受けた企業でも内定をもらえてしまうということが多くなります。

内定は確かに取りやすい。

でもこれが、実は怖いワナなのです。

軸が定まっていない多くの学生は、内定が取れればそこで就活を終わってしまうことが多くなります。

軸が定まっていれば、たとえ内定がもらえても、それが自分に合っていない企業だと思えば、妥協せずにまだ就活を続けるのですが、軸がないと、まだ続けた方が良い理由がないので、受かったところに行く。ということになってしまいがちなのです。

あまり考えていませんから、いざ入社して実際に仕事に取り組んで見るまで、自分の考えの浅さに気づきません。

結果として、しばらくしたら「こんな仕事だとは思わなかった」ということで辞めてしまうのです。

超売り手市場で選択肢が多いときこそ、軸をしっかりと持とう

こうした失敗を防いで、長く勤められる企業を選ぶにはどうしたら良いでしょうか?

やはり、しっかりと自己分析をした上で軸を定め、業界研究、企業研究を重ねて、ここならば!と思える企業をしっかりと見極める。

超売り手市場だから楽勝など甘く見ずに、就活としてやるべき基本をしっかりと押さえていく。

それに尽きます。

そうしてこそ、今の恵まれた時代ならではの選択肢の多さが、あなたにとって最大の味方となるのです。

では、今日はこのへんで!

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