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企業が「サイレントお祈り」をする3つの理由

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「サイレントお祈り」とは、企業から送られてくる不採用通知のメールが「お祈りメール」と言われることに対して、全然何も送られてこない場合のことを言いますね。

いつまで待てばいいのかすらわからない、蛇の生殺し状態は本当に嫌なものですが、何故企業はこんないじわるなことをするのでしょうか?

企業が「サイレントお祈り」をする理由には大きく分けて3つあります。

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サイレントお祈りの一番の理由は引き伸ばし作戦

まず1つ目はこれです。

「合格の場合のみ、何月何日までにメールします。」と言っている場合はまだ良いのですが、その期限すら言わずに、合格なのか不合格なのか、全然連絡をしてこないという場合は、引き延ばしをされている可能性があります。

あなたが受験した後にもまだ多くの受験者の選考が遅れて進んでいて、それら全部の結果が揃ったところでまとめて判断しようということです。

または、あなたは合否の線上にいて、他の合格者が辞退した場合に繰り上げて合格とするための補欠にされている可能性もあります。

このような引き延ばしは、良い気持ちのものではないですが、少なくとも、完全に不合格ではないということですから、待つしかありません。

単に面倒だからサイレントという企業はふられて正解

引き伸ばし作戦でも何でもなく、単に事務作業を省くために不合格者には連絡しないという企業もあります。

合格者は企業にとって大切ですが、不合格者はいらない人間なので手間をかけたくないということでしょうか?

そう考えるとちょっとひどいですよね。少なくとも、自分の企業のことを良いと思って受けてくれた受験者の気持ちを少しは考えるのが、まともな神経の企業だと思います。

受験者が胃が痛くなる思いで連絡を待っているのに、単に面倒だからと言って放置するような企業には、ふられて良かったのではないでしょうか?

ちなみに手前味噌で恐縮ですが、私が企業で人事をしていたときには、不合格者にこそ早く連絡するように気をつけていました。

不合格の人ほど、次に早く動く必要があるわけですからね。

万一の場合もあるからダメ元で問い合わせてみよう

最後に、これはあって欲しくないことなのですが、あなたは本当は合格なのに、企業が連絡を忘れていて結果としてサイレントになってしまっているケースです。

企業も多くの受験者を処理しており、人がやることですからミスもあり得ます。

「合格の場合のみ、何月何日までにメールします。」というやり方を私の企業ではやっていなかった理由の一つがここにあります。

不合格者にも必ずメールを送るようにしておけば、メールが来なかった受験者から問い合わせがあって最悪の事態を防げる可能性があるからです。

もし、どうしてもあきらめきれない企業からサイレントお祈りをされた場合、万一の場合もあり得なくないので、ダメ元で問い合わせてみるのも良いと思います。

では、今日はこのへんで!

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