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残業についての希望は正直に言ったほうが良い理由

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という記事には、転職活動中の女性が面接で、

「終電で帰ることもザラ。それでもいいか?」

と聞かれたそうです。

この女性は、事前のアンケートで「残業はしたくない」と回答していたにも関わらず、そのように聞かれ、やはり残業はしたくないと答えていたところ、その場で不採用を言われ、履歴書を持たされて帰されたとのこと。

このエピソード、あなたはどのように感じましたか?

ひどい会社だと思ったでしょうか?

私は必ずしもそうは思わないのです。その理由とは・・・。

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自分の希望は正直に伝えることが自分に合う会社に入る第一歩

この面接官は、この会社では終電になるような残業が常にあることを正直に言ってくれています。

そして、そのような境遇に耐えられる人を入社させたいことがはっきりとわかります。

一方、この応募者の女性は、残業はしたくないというはっきりとした希望を持っていました。

もし、面接官が正直に言わず、採用したいがために「うちは残業はほとんどありませんよ」と嘘をついていたとしたら、間違いなく入社後に、「話が違う」ということになって、最悪すぐに辞めてしまうということになった可能性が高いです。

そうした事態になるのは、企業にとっても大きな損失です。

手間と時間と費用をかけて採用した人に逃げられるわけですから、あらかじめ実態を良く理解して入って来る人を採用しなくてはいけないとわかっています。

また、女性の方も、採用してもらいたいがために、「頑張って残業します!」と答えていたとしたら、これも上記と同じような結果を招いたでしょう。

つまり、このエピソードでは、双方が正直に思っていることを言ったために、双方にとって不幸な結果をあらかじめ防ぐことができたのです。

世の中には、「どうしてそんなすぐに分かる嘘をつくのだろう」と理解に苦しむようなことをする企業があるのは事実です。

でもこの会社は、そんなことはせず正直に言ってくれている。

その意味で、決して悪い会社じゃないと思うのです。

その場で不採用を言われて履歴書を返されると言うのは、確かに決して気持ち良いことではないですが、結果としては自分に合わない会社を最短時間でわかることができたのですから、良かったと私は思います。

疑問や不安な点は内定後に聞いて解消しておくことが大事

私は常日頃から、自分の希望は正直に伝えること、疑問や不安な点は、納得できるまで遠慮せずに聞くことをお勧めしています。

確かに選考途中では、給与や残業などについて聞くのは印象が悪くなるのでは?という心配があるでしょうから、聞くのは内定が出た後が良いでしょう。

内定が出た後であれば、企業はあなたに来てほしいわけですから、あなたの疑問を積極的に解消しようと思って答えてくれるはずです。

そこであなたが聞いたときの企業の反応で、入社するか否かの最終決定をすれば良いのです。

正直に誠意を持って答えてくれるか、何か隠していそうな気配を感じるか、今度はあなたの方から良く観察して決断をするようにしましょう。

では、今日はこのへんで!

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