早期離職を決める前に読むべき「4つの心得」
「自分なりにがんばって就活して入ったけれど、この会社ではなかったのかもしれない…」。そんな悩める新人の声。「ようやく採用したにも関わらず、入社1年足らずで辞められてしまう」と絞り出すように語る人事担…
という記事の中に、若い社員が悩んでいても身近に年の近い、相談できる相手がいないという問題が指摘されていました。
「会社を辞めたい」という理由には、いろいろあると思いますが、一人で悶々と悩むのではなく、それを口に出して誰かに話してみることで、自分の考えが整理されるし、話すことで本当の自分の気持ちに気づくということがあるのです。
ぜひ、自分一人で結論を出す前に、誰かに相談してみるということだけは必ずして欲しいと思います。
でも本音を話せる相手が誰もいないという人は、ぜひ、キャリアカウンセラーやキャリア・コンサルタントを利用してください。
私もそうですが、こうした人たちは、「話を聴くプロ」です。
あなたが考えていることに対して、否定して思いとどまらせようとしたり、お説教しようとしたりは決してしません。
あなたの悩みを親身になって聴き、あなたの心の中にある本当の答えを導き出すお手伝いをします。
退職者が多くて困っていたある企業で、企業内キャリア・コンサルタントを設置したら、退職者数が1/5に減ったという話を聞いたことがあります。
それは決して思いとどまらせる説得があったということではなく、心の中にあった本当の答えに気づいた結果なのです。
どうか、あなたの心の中にある本当の声を、どこかで見つめなおしてみる機会を作ってください。
転職を決めるのは、それからでも決して遅くありません。
では、今日はこのへんで!