という記事の中に、若い社員が悩んでいても身近に年の近い、相談できる相手がいないという問題が指摘されていました。
「会社を辞めたい」という理由には、いろいろあると思いますが、一人で悶々と悩むのではなく、それを口に出して誰かに話してみることで、自分の考えが整理されるし、話すことで本当の自分の気持ちに気づくということがあるのです。
ぜひ、自分一人で結論を出す前に、誰かに相談してみるということだけは必ずして欲しいと思います。
でも本音を話せる相手が誰もいないという人は、ぜひ、キャリアカウンセラーやキャリア・コンサルタントを利用してください。
私もそうですが、こうした人たちは、「話を聴くプロ」です。
あなたが考えていることに対して、否定して思いとどまらせようとしたり、お説教しようとしたりは決してしません。
あなたの悩みを親身になって聴き、あなたの心の中にある本当の答えを導き出すお手伝いをします。
退職者が多くて困っていたある企業で、企業内キャリア・コンサルタントを設置したら、退職者数が1/5に減ったという話を聞いたことがあります。
それは決して思いとどまらせる説得があったということではなく、心の中にあった本当の答えに気づいた結果なのです。
どうか、あなたの心の中にある本当の声を、どこかで見つめなおしてみる機会を作ってください。
転職を決めるのは、それからでも決して遅くありません。
では、今日はこのへんで!
この記事を書いた人

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国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援から社会人の転職支援まで幅広く活動しています。
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