複数の方から同じ質問をいただきましたので、ちょっと調べてみました。
https://doda.jp/guide/saiyo/009.html
という記事によれば、職種によって傾向の違いはあるものの、共通して3月と9月にピークが来ていることがわかります。
3月は年度末、9月は半期の末ですから、期初に合わせて新人を補充したいという企業側の思惑の現れでしょう。
私が人事を担当していた企業では、中途採用の場合時期を決めて定期的に採用するということはなく、欠員が発生したときにその都度募集をかけていましたので、特に時期は定まっていませんでした。
ただ、人が辞める時期というのは、ある程度傾向がありました。
それは、「賞与をもらった後」ということです。
せっかく自分が頑張ってきたことへの見返りですから、もらうものもらってから辞めたいというのは当然ですよね。
夏季賞与が7月ですから、8月に退職、冬季賞与が12月ですから1月に退職となります。
8月に人が辞めれば、その補充は9月になり、上記の9月のピークの理由として説明がつながります。
1月に人が辞めた場合は、2月に募集しそうなものですが、企業にとっては年度末が近い時期ですので、3月に募集してキリの良い4月から入社してもらうということになるのかも知れません。
つまり、「中途採用が多くなる時期は?」という質問への回答としては、8月~9月、2月~3月ということになるかと思います。
では、今日はこのへんで!