前職の退職理由でネガティブなことを言ってはいけないと思いこんでいませんか?

転職活動では、前職の退職理由が必ず聞かれますが、そのときにネガティブな理由を言うのは良くないので、どう言おうか悩んでいる人がいます。

ネガティブな理由とは例えば、

・会社がブラック企業だった。

・職場の人間関係が非常に悪かった。

・自分のやりたい仕事と違っていた。

などが多いですね。

でも、上に挙げたような理由ならば、私は正直に言って良いと思います。

それは何故でしょうか?

あなたは同じことを繰り返さないために転職するのだから

会社というのは、入ってみないとわからないことが多いです。

ですから、入ってみたら思っていた会社と違っていたというのは、決してあなたのせいではありません。

あなたのせいでないなのだから、面接でその事実を言ったとしても、あなたのマイナスポイントにはなりません。

そういうと、

「そのようなことに耐えられない人と思われるのではないでしょうか?」

と言う人もいるでしょうね。

では、あなたにお聞きしますが、

「耐えられなかったから、今度はそうじゃない会社に行きたいのですよね?」

それなのに、

「その程度のことが耐えられない人ならいらない」

と言うような会社だとしたら、その会社は、あなたが行くべき会社でしょうか?

あなたが正直に言ったとき、

「それはひどい会社にいましたね」

と共感してくれる会社でなければ、あなたが行くべき会社ではないのではないですか?

だって転職の目的は、次はまともな会社に行くことですから。

だから、結論は、

あなたのせいではないマイナスの理由はむしろ言ってみる

ということが、あなたが同じ間違いを繰り返さないための、会社を選ぶ方法にもなるのです。

次は良い会社に行きたいですよね!

では、今日はこのへんで!

この記事を書いた人

西川明宏
西川明宏就活・転職・キャリア・オンライン相談室
国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援から社会人の転職支援まで幅広く活動しています。
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