「会社を辞めたい」
理由は色々あるでしょうが、この記事に辿り着いたあなたはそう考えているのだと思います。
今日は、そんなあなたを迷わせている「辞められない理由」について、一緒に考えてみましょう。
周りの人に迷惑がかかるから
今自分が辞めたら、周りの同僚にその仕事が行き、同僚が大変な状態になる。
過去に他の人が辞めたとき、自分が大変な思いをしたから、同僚にどんな迷惑がかかるか、とてもよくわかる。
そう思ったら、なかなか辞めることができませんね。
でも、それってあなたが負わなくてはいけない責任でしょうか?
社員が1人辞めただけで大変な状態になるなら、会社に問題があるのではないですか?
自分が負うべきではない責任のために、あなたの人生を犠牲にするのでしょうか?
今までお世話になった会社を裏切ることになるから
自分を育ててくれた会社。今までの生活を支えてくれていた会社。
恩を感じるのは人として当然のことですね。
まるで家族のように良くしてくれたとしても、例えば親に恩があれば、親孝行のために自分の一生を捧げなくてはいけませんか?
いくら親に恩があっても、子は巣立つときには巣立ちます。
それと同じことです。あなたにも巣立ちの時が来たということではないでしょうか?
自分で決めたことが間違いだったと認めることになるから
自分で良いと思って選んだ会社を辞めるということは、つまり、自分がした判断が間違っていたことになる。
そう思っていませんか?
これはそう思う必要は全くありません。だって、会社は入ってみなければわからないことの方が多いじゃないですか。
それともあなたは、全てをわかって入社したのですか? 全てあなたが入社前に思っていたとおりでしたか?
違いますよね。
あなたの判断が間違っていたということじゃないのです。
そもそも入るまで判断ができないことだったから、仕方のないことなのです。
それに、あなた自身も変わります。
入社した時にはあなたに相応しい会社、あなたの価値観に合った会社だったかも知れませんが、あなたが成長したことで、会社があなたに合わなくなってきたということもあるのです。
我慢ができない人間はダメじゃないかと思うから
つらい環境やきつい仕事、それはある程度当たり前なんじゃないか。
皆、我慢して働いているのだ。それを耐えられない自分はダメなんじゃないか。
自分はまだまだ頑張り方が足りないんじゃないか。
そう思う気持ちもわかります。
確かに、なにごとも辛抱して頑張ることができなければ成就しないということはあるでしょう。
では、今の会社であなたはどれだけ我慢すれば十分なのでしょう?
我慢したその先には、何が待っているのでしょう?
辛抱する。我慢する。それはあくまでも、その先にあなたが成長できるとか、より好きな仕事ができるようになるとか、報酬が上がるとか、前向きな期待が持てるときにすべきです。
今の我慢、辛抱は果たしてそうでしょうか?
我慢できないことがダメかダメじゃないかではなく、「我慢する価値があるか」という観点で考えてみるべきです。
だって、有限で貴重なあなたの人生の大事な時間ですから。
辞めたら再就職できるか不安だから
その不安は当然です。
でもね、行動しない限り、あなたの人生は変わらないのですよ。
今のままでいれば、ずっと、今のままです。
再就職できないかもしれないリスクは当然ありますが、今のまま一生過ごすことも大きなリスクではないですか?
思い切ってまず環境を変えてみる。
全てリセットしてみる。
今までの疲れたあなたのままでは思いもよらなかった考えや、パワーが湧いてくるかも知れないじゃないですか。
まずは、一歩、動いてみましょう!
では、今日はこのへんで!