企業研究で、休日のことを気にする人は多いですね。当然のことですが。
で、企業の募集要項を見ると、休日については色々な書き方がされていて、実態はどうなのかわかりにくいということがあります。
特に、「週休二日制」はわかるけど、「完全週休二日制」とどう違うの?
「完全」がついていないと、週休二日じゃない週もあるってこと?
などの疑問が多いようです。
今日はこの件についてです。
「完全」とついていないとつらいかもですよ。
まず、「週休2日制」とは、「1年を通して、月に1回以上2日の休みがある週があり、他の週は1日以上の休みがあること。」なんです。
つまり、1ヶ月のうち、週に2日休めるのは1回だけということもあり得るということです。
「え~それはちょっつらいなあ」
と思った人は、「完全週休二日制」と書いてある企業を選びましょう。
「完全」がついているならば、どの週でも必ず2日は休めるということになります。
ただし、土日とは限りませんよ。
業種や職種によっては、土日は仕事で、どこか別の平日が休みだったり、休みの曜日がシフトで色々変わるということもあり得ます。
特に、一般のお客さんを対象とした販売や接客の仕事では、土日に休むことは難しいでしょうね。
このあたりも含め、入社を決める前に自分の希望と合うか、良く確認しておきましょう。
「年間休日数」でもチェックできれば、さらに安心。
また、「年間休日数」が書いてある企業もあります。
これは1年の間に何日休みがあるかということです。
完全週休二日制だとしても、それ以外に夏休みや正月休みがある企業やない企業があります。
夏休みや正月休みなどがどれくらいあるかは、年間休日数を見れば、だいたいわかります。
例えば、2018年は、土日祝日の総日数は117日です。
それに年末年始の休みの3日を加えれば120日。
年によって変動はありますが、だいたい120日前後あれば、「完全週休二日制」+ちょっと追加の休日がありそうだということが判断できます。
では、今日はこのへんで!