春の足音が聴こえてくる3月は、会社説明会の真っ盛りの季節でもありますね。
そんな中、就活中の学生さんからこんな質問がありました。
「会社説明会では、質問した方が印象に残りやすいというのはよく聞きますが、説明会で詳しく説明してもらったので、質問したいことがありません。」
さて、こんなときはどうすれば良いでしょうか?
特に無ければ、無理して質問する必要はない。
質問は、わからないことがあったときにすれば良いのです。
わからないことが特にないなら、無理して質問する必要はありません。
確かに、大勢の中で手を上げて質問すれば、目立つことは目立ちます。良い質問であれば、多少印象に残るということはあるかも知れません。
でも、それだけのことです。
人事担当者に良く見られようと思って無理に考えてまで、質問するというのはちょっと違うなと感じます。
質問の内容で悪い印象を持たれると心配する必要はない。
逆に、質問してみたいのだけれど、こんな質問をしたら悪い印象を持たれるのじゃないかと心配して、質問ができないという人もいますね。
確かに、ちょっと前なら、残業や休日、給与などについての質問は、印象を悪くするからしない方が良いなどと言われていたこともありました。
でも今は、そのようなことを学生が一番気にしているのだし、そうしたことにきちんと答えられないとそっぽを向かれるということを、企業の側も身にしみて感じていますので、大丈夫です。
聞いてみたいことがあるなら、気にせずどんなことでも、どんどん質問してみる。
それで良いのです。
むしろ、企業もそれを喜ぶはずです。
では、今日はこのへんで!
この記事を書いた人

- 就活・転職・キャリア・オンライン相談室
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国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援から社会人の転職支援まで幅広く活動しています。
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