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就活では落ちた理由を考えることは意味がない3つの理由

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ある学生さんが、初めてインターンシップの選考を受けて落とされてしまいました。

かなり行きたかったインターンシップらしく、落ち込んでいるのです。

「何が悪かったのか考えて次は頑張ります!」と言うので、私はこう言いました。

「落ちた理由を考えることは無駄だからやらない方がいいよ」

何故でしょうか?

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落ちた理由は考えても分からないから

まず、企業は合否の理由を教えてくれません。

だから推測するしかないのですが、例えば「面接で思ったように話せなかったから」とか、「SPI試験ができなかったから」とか、思い返せば色々思いつくものです。

でも、そのうちどれが原因で落ちたかなんて、分かりません。だって、どのような基準で採用するかは企業がそれぞれ独自に考えていることなのですから。

同じように書類選考、筆記試験、面接を実施したとしても、ある企業は書類だけで合否を決めているかも知れないし、ある企業は面接重視で、他は参考程度かも知れないのです。

わからないことをあれこれ思い悩んでも仕方ありません。それに的はずれな分析をしてしまう弊害すらあります。

あなたにはどうしようもない理由で落ちる場合もあるから

選考基準は企業それぞれ独自と言いました。そして、言えない理由で落とされていることもあるのです。

例えば、学歴や性別です。

「そんなことで落とすのはひどい」と思うかも知れませんが、これは別に違法でも何でもありません。

学歴は能力を示す一つの指標であるから、それを元に選考することは問題ありません。

男女雇用機会均等法は、募集にあたって男女の差別をしてはいけないと言うだけで、男女を同じ数だけ採用しなくてはいけないという法律ではありません。

本人に関係ない理由、例えば出身地や親の職業などを選考基準にするのは「差別」にあたるとして厚労省では指導をしていますが、そんなもの実際は分かりません。

悲しいかな、企業はそのような理由で選考をすることもある。ということは事実ですので、憶えておいてください。

条件が整えば受かるというものではないから

では、例えば、偏差値の高い大学で、SPI試験も満点、成績も良い、学業以外でも部活で部長をしてきた。見た目も悪くない。明るく積極的。

そんな優等生なら必ず受かるでしょうか?

まあ、それだけの人ならかなり受かる確率は高くなるとは思いますが、それでも落ちるときには落ちます。

何故なら、当然のことですが、結局は最後は「人物」を見られるからです。

そして、人が人を見て判断する限り、そこには「好み」や「相性」という要素が出てきます。

これも、もうどうしようもないことですよね。

相性の良い会社に巡り合うしかありません。

世の中、やっぱり「相性」なんです。言い換えれば「縁」です。

結婚を考えてみてください。

学歴や収入や見た目が良い。そうしたスペックだけで相手を選びますか?

中にはそういう人もいるかも知れませんが、やっぱり性格が良いか、気が合いそうか、そういう部分が一番大事ですよね?

企業が人を採用するのも、それと同じです。

結論:後ろを見るな。前だけ見て進もう

だから、落とされた企業について、反省してもしかたないのです。

プロのナンパ師は、ものすごくたくさんフラれるそうです。

彼らが女の子をモノに出来るのは、何回フラれてもめげずに果敢に攻め続けているからです。

このタフさは、就活に絶対必要なものです。

私が見ていても、何社落ちてもめげずに受け続けている人は、最後には必ず内定を得ています。

「自分のことを分かってくれる企業は必ずいる!絶対に巡り会える」

そう信じて、明るく前だけ見て進んでください!

では、今日はこのへんで!

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