という記事を読みました。
国の指示による高齢者の就業確保措置。
全企業の約3割が、定年制の廃止、定年の引き上げ、もしくは継続雇用制度の採用をしています。
つまり、これからは多くの企業で70歳まで何らかの方法で働き続けることができると言うことです。
そう聞いて、まだ定年前のあなたはどのように感じるでしょうか?
年金の支給年齢も引き上げられるだろうし、年金額も下がるかも知れない。取り敢えず70歳まで今の会社で働き続けられればありがたい。
そう思うでしょうか?
それとも、今の会社に70歳までいろと? あと20年もこのままここで働くのか? と、うんざりするでしょうか?
いつ辞めるかを各自が真剣に考えなくてはいけない時代
今の会社に70歳までいられることがありがたいと思う人は、その先はどうするのかお考えでしょうか?
今はまだ気力も体力もある。でもそれが70歳になったとき、どうでしょうか?
そのときに会社から放り出されたとして、その後はもう仕事はしませんか?
仕事をしたい、もしくは経済的理由で仕事をせざるを得ないとしたら、70歳という歳で新たな職場を探し、そこに馴染んでいくことができるでしょうか?
そう考えると、70歳まで今の会社に居続けるならば、その後はゆっくり年金生活としたいところですよね。
でもちょっと考えてみて欲しいのです。
そうなるともう、あなたの一生は今の会社だけの人生。
それってどうでしょう? え?別に構わない。ならいいですけど。。。。
逆に、今の会社に70歳までいなくてはいけないなんて、まっぴらごめん。
そう思う人は、じゃあいつ辞めますか?
転職するなら、思い立ったが吉日、年々歳は間違いなく取りますので、できるだけ早く行動を起こしたほうが良くありませんか?
歳を取れば取るほど、間違いなく転職は難しくなりますし、だいいち気力体力が衰えてきますよね。
そうです。
お気づきのように、雇用が延長されればされるほど、いつ辞めるかは、自分で決めなくてはいけなくなるということです。
これからの時代は、そういう意味で実質的に「定年」という概念は、働く人の側から払拭していく必要があります。
これからの人生を自分なりに見通して、自分は何歳まで働くのか? 働くとしたら今の会社のままか? 他にやりたいことはあるのか?
そうしたことを、ぜひ早い時期に考え始めましょう。
では、今日はこのへんで!