良く聞くことなのですが、結論から言いますと、
まったくそんなことはない
です。
その理由は何でしょうか?
大事なのはあなたが何をしてきたか? 何ができるか?
良い会社に入っておけば転職の際に有利になる。
と思っているとしたら、そんなことは全くと言って良いほどありません。
良い会社に入っていた人ならば、良い人に違いない。
採用する人がそんなことを単純にそんな判断をすると思いますか?
大事なのは、あなたがそこで何をしていたのか? そこでの仕事を通して何ができる人になっているのか? です。
将来あなたが転職をする際に求められるのは、「あなたの実力」のみです。
何故ならば、新卒のときと違って、企業はあなたに「即戦力」を求めるからです。
逆に大企業の方がスキルを積みにくいこともある
その意味で、むしろ大企業にいた人の方が経験が乏しいということもあるのです。
それはどういうことかと言うと、大企業になるほど仕事は細分化され、一人ひとりの担当範囲は狭くなるからです。
名のある大企業には勤めていたけれど、何をしてきたか?と問われても、極めて狭い範囲の経験しかしてない。
だから、転職する際にもその狭い経験とマッチするような次の職場がなかなか見つけられない。ということになる可能性が高いのです。
大企業に行くならば、大企業でしかできない経験を積むこと
大企業に行かない方が良いみたいなことを言ってきてしまいましたが、もちろん大企業に行くこと自体が悪いということはありません。
大企業には、大企業でしかできない大規模な事業があります。
その企業にいたからこそできた経験やスキルアップ。
それがあるのであれば、それはあなたの強い「売り」になります。
そのためにはまず、自分の軸をしっかり持った上で大企業を選ぶこと。
それもなしに、単に将来の転職が有利になるだろうというだけの理由で大企業を選ぶのであれば、それはそんなことはないよと言わざるを得ないと言うことです。
では、今日はこのへんで!