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働くことの目的を原点に帰って考えてみたら

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20130921080406

「やりがいのある仕事」という幻想 - 脱社畜ブログ
森先生は、現在仕事量は1日1時間で、あとは「模型製作」に没頭しているという。素敵な生き方だと思う。人生は、やりたいことをやればいい。そして、やりたいことは仕事と関係なくてもいい。自分にとっての「模型製作」が何なのか、それを一度じっくりと考え...

の中に書かれていた引用文をさらに引用させて頂くのですが、

人は働くために生まれてきたのではない。どちらかというと、働かないほうが良い状態だ。働かない方が楽しいし、疲れないし、健康的だ。あらゆる面において、働かない方が人間的だといえる。ただ、一点だけ、お金が稼げないという問題があるだけである。

 

平均的日本人の道徳観からすれば、確かにどちらかと言えば耳障りの良い論ではありませんね。今まで自分が頼ってきた「常識」を逆なでされる気分になります。

でも私は、あえてこの考え方に立ってみるのが良いことではないかと思います。

 

働くのは、食べるために、仕方なく、働く。

働く目的は、世の中の役に立つことでも、自己実現でも、ない。

食べるため。

それがまず、働くことの目的だと定義する。

 

それを前提として。

どうせ働くなら、できれば、楽しく働けた方がうれしいし、

同じ時間働くなら、効率良く働けた方が良いでしょう。

そのために、自分の得意な分野の仕事、自分の能力が活かせる仕事を選んだ方が良いはずです。

そして、その結果として、誰かの役に立ったら、それは人として、とてもうれしいことです。

 

その順番で考えるのが正しいのではないでしょうか?

それを、働く目的に社会貢献や自己実現をまず持ってきてしまうから、おかしなことになるのではないかと思うのです。

 

食べるために働くのです。

それでいいのではないでしょうか。

真理は必ずシンプルなものだと思うのです。

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