選考試験が終わった後、なかなか結果通知を送ってこない企業は、何をしているのでしょうか? そんなに選考に時間がかかるものなのでしょうか?
ダメならダメと早く知らせて欲しい!というのは受験者の側の偽らざる気持ちですよね。
でも、なかなか結果通知を送ってこないことが多いのは、実は多くの場合、合格の可能性があるということなのです。
それは何故でしょうか?
結果通知が遅くなっているのは、
選考結果通知が遅い場合は、多くの受験者の選考結果を揃えるのに時間がかかるから
なのです。
通常、選考会は何度も行われますよね。あなたが受験した後日にも選考会が行われているでしょう。
あなたの後に受験した受験者の結果も合わせて、一度に最終的な合否を判定しようしているのです。
ですから、あなたより後から受験した受験者は、早く選考結果を手にするかも知れません。
選考結果までの日数が人によって違うのは、以上のような理由が多いのです。
また、
選考結果の遅い企業はキチンと人を見ようとしている
ということも言えます。
頭数さえ揃えば良いような選考をしているのであれば、片っ端から合格通知を出せば良いのですからね。
そう考えると、選考後すぐに合格通知が来たり、場合によっては面接のその場で合格と言われたりするような場合は、ちょっと注意ということもあるかも知れません。
でも、早い場合もそうとも限らないこともあります。それは、
選考結果通知が早い場合は、あなたがすごく良かったか、すごくダメだったかのどちらか
ということがあるのです。
まず、あなたが誰が見ても素晴らしくてぜひ採用したい!という人の場合は、企業は、他の企業に取られないために、いち早く内定を出して確保したいと思うかも知れません。
逆に、失礼ながらあなたが全然ダメで、他の受験者と比較検討する必要もないという人だったら、他の受験者の結果を待たずに不合格通知を送ってくるかも知れません。
少しは受験者のことを考える企業だったら、ダメな場合ほど早く知らせてあげるのがせめてもの親切だと考えるからです。この場合は悲しいですけどね。
さて、選考結果が遅い理由はわかったとして、「それにしてもやっぱり遅すぎる、変だ」という場合はどうしたら良いでしょうか?
選考後2週間経って音沙汰が無ければ企業に問い合わせてみる
ことをお勧めします。
問い合わせは電話でしてください。相手の話し方で、あなたに逃げられたくないと思っているか、さほどでもないかを感じ取ることができるでしょう。
こういう理由で遅くなってしまっている。大変申し訳ないがもう少々待って欲しい。
と言ってきたら、脈ありですので、まだこの時点ではあきらめず、気長に待ってみるのが良いと思います。
では、今日はこのへんで!