(この記事は2020年4月に改訂しました。)
コロナウイルスで外出自粛の波を受けて、急激にWEBでの面接が多くなっています。
顔を合わせての面接とちょっと勝手が違う、このWEB面接。
どのようなことに注意しておくべきでしょうか?
WEB面接ではパソコンが適切
WEB面接のためのシステムは企業によってまちまちです。
ZoomやSkypeなどでやる企業もあるでしょうし、企業独自の会議システムにログインさせる場合もあります。
それぞれ、スマホでも接続できるようになっている場合が多いでしょうが、パソコンの方がメリットが多いです。
スマホやタブレットでは、どこかに立てかけて置いた状態で受けることになると思うので、不安定であることと、どうしても画面が小さく、相手の顔が良く見えないからです。
パソコンはデスクトップでもノートパソコンでもどちらでも良いですが、デスクトップの場合は追加で外部のマイクやカメラを接続しておく必要があります。
ノートパソコンであれば、カメラとマイクは内蔵されていますので、追加でマイクやカメラを買う必要はありません。
WEB面接ではスマホならではのメリットもある
上でパソコンの方がメリットが多いと書きましたが、じつはスマホならではのメリットもあるのです。
WEB面接では相手の顔を見る画面と、自分の顔を相手に送るためのカメラが必要です。
パソコンの場合は、画面の上端にカメラがありますので、大きな画面の場合、相手の顔を見るあなたの視線とカメラの位置がずれてしまいます。
あなたは相手の顔を見て話していても、相手から見ると、目線が合わず、下の方を向いて話しているように見えてしまいます。
これがスマホですと、画面が小さいので、画面とカメラの位置のずれが少なく、画面を見ていても、比較的目線が合っているように感じるというメリットがあるのです。
WEB面接を受けるのは自宅で
自宅にパソコンがないので学校のパソコン室でやるということもあるかもしれませんが、できれば邪魔が入らないことと、自分が慣れた安心できる環境ということで、WEB面接は自宅で受けることをお勧めします。
WEB面接開始前に通信環境の確認とテスト接続をする
企業から指定されたシステムには本番にならないと繋ぐことができないかも知れませんが、ZoomやSkypeなどを使って、事前に友だちに協力してもらって必ず接続テストをしてください。
音声は双方できれいに聞こえているか、顔の映りはどうか、確認してください。
パソコンの場合は、自宅の光回線にwifiルータを通して接続していることが多いと思いますので、回線速度の問題はまず起きないと思いますが、スマホやタブレットでやる場合は、できるだけwifiにつなぐようにしてください。
電話回線では、電波が弱かったりしないか、ギガが十分足りているかをあらかじめ十分に確認してください。
最悪、途中で切れてしまうということを避けるために大切なことです。
WEB面接開始前に部屋を片付けて光源の位置にも注意
自分の部屋でWEB面接を受けるときに一番の難関が、部屋の片付け!だと言う人が多いようですね。
これを機会にちょっと掃除もしましょう。
自分がどう映るかを確認して、自分の後ろにはできれば壁やカーテン等、できるだけシンプルにした方が、顔を見る邪魔にならなくて良いです。
また、大事なのが光源の位置。昼間ならば窓が自分の正面にあるのがベストですが、それが無理なら、せめて窓が後ろ側にならないようにしましょう。
逆光になって顔が暗くなってしまいます。この点も事前に確認しておきましょう。
WEB面接開始前に必要な資料を手元に
WEB面接の場合、自分の手元までは相手に見えないので、必要な書類は手元に用意しておきましょう。
あらかじめ企業に提出した、履歴書や、エントリーシートのコピーなどです。
あとは、あらかじめ想定した質問への回答をメモしたものを用意しておくと安心です。
ただ、それを下を向いて読むようなことにならないように。
緊張して忘れたときに安心なように、キーワードメモを作っておくと良いです。
WEB面接を受ける服装はスーツで
自宅の中なのにスーツを着るのは抵抗があるかも知れませんが、面接は面接です。
靴と靴下まで用意しなくて良いので少しは楽でしょう。
WEB面接開始前に部屋に鍵をかけてスマホの電源はOFF
さて、本番直前になったら、部屋に鍵をかけてスマホの電源は切っておきます。(スマホで接続しない場合)
一人暮らしでなくて、実家にいるのでしたら、家族に協力してもらって、その時間は部屋に来ないこと、静かにしていることを頼みましょう。
WEB面接でトラブルが発生したらその場で連絡を
万全の準備はしていても、コンピュータ絡みのトラブルというのは結構起きるものです。
うまく繋がらない! 途中で切れた!
そういうことは起きる可能性があるものだと想定して、そういうときにはどこにどう連絡すれば良いのか、あらかじめ調べてメモを手元においておきましょう。
あなたに責任がないトラブルで不採用になることはありませんので、慌てずその場ですぐに企業に連絡して、その後の指示を仰ぎましょう。
では、今日はこのへんで!