学生さんに就職先の条件を聞くと、かなりの人が、
「できれば実家の近くで勤めたい」
「転勤のないところがいい」
というようなことを言います。
本当は総合職が良いのだけれど、転勤があるので一般職を希望したいという人もいます。
気持ちはわかるのですが、特に事情がなくて、何となくそう言っているのであれば、ちょっと考え直してみるのもいいんじゃないですか? という提案です。
地方の方が暮らしやすいです
このブログの読者は首都圏の人が多いのですが、今まで地方で暮らしたことがないから不安ということはあるでしょう。
でも、あなたがねらっている企業の支店があるような街ならば、ド田舎ということはありませんよね。おそらく、各県の県庁所在地の都市などではないでしょうか?
そうであるなら、生活面での心配は全くありません。
むしろ、東京、神奈川などより、物価も家賃も安いので、暮らしやすいです。
そりゃ実家で暮せば、経済的には一番楽でしょうが、これから社会人として独り立ちしようとするのですから、いつまでもそれでいいのか? という気持ちも少しはあるんじゃないですか?
若い独身時代にしかできない経験をしよう
「地方は抵抗あるけど一人暮らしはしてみたい」
そういう学生さんもいますね。
これは、とても真っ当な考えだと思います。
親元にいれば確かに楽だけれど、いつまでもそれじゃいけないと思うし、うるさい親から離れて自由にやってみたいという気持ちもあるでしょう。
そういう気持ちがあったら、思い切って一人暮らしに挑戦してみませんか?
行ったことのない遠くの街で、全てをリセットして頑張ってみるのもいいんじゃないですか?
若い独身時代だからこそできるチャレンジです。
地方は物価も家賃も安いし、食べ物も空気も美味しいですよ!
地方勤務を希望すれば就職で有利になります
冒頭に書いたように、多くの学生さんが地方勤務を嫌がっています。
でも地方に多くの事業所をかかえている企業であれば、地方に行ってくれる人を求めています。
だから、あなたが地方勤務を希望すれば、それだけであなたは有利になります。
地方の事業所は、本社と比べれば人数も少なく小規模ですが、だからこそアットホームな雰囲気の職場である可能性が高いです。
東京では味わえない人情も味わえるかも知れません。
どうですか?
いろいろ魅力のある地方勤務、可能性を広げるために、少し考えてみませんか?
では、今日はこのへんで!