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手書きの履歴書を求める企業はもう終わっている理由

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履歴書

めざましテレビの履歴書特集が「難癖レベル」と批判殺到 「性別を囲む丸印が汚いのはNG」「写真は少しでもずれたらダメ」

という記事がありました。

これによれば、

「消せるペンで書いてはダメ」
「性別の「男・女」を囲む丸印が綺麗でない」
「写真が枠に沿ってぴったりと貼られていない」

などを履歴書のNGポイントとして指摘した採用担当者がいたとのことです。

この記事に対しては賛否両論で、「それくらい気を使うのが当たり前」という人もいれば、「そんなこと気にしていない。中身が大事」という人もいました。

実際、採用担当者によっても、社風によっても、考え方は違うと思いますので、正解はないのですが、そこで終わってしまってはブログの記事として何の主張もありませんので、私はあえて、「履歴書に手書きは必要ない」と言ってみたいと思います。

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私が履歴書に手書きは必要ないと思う理由

多数の履歴書を書くのに使う膨大なエネルギーがもったいないからです。

確かに気合を入れて丁寧に書いた履歴書は、見た瞬間に書いた人の思いを感じることはあります。でも、その思いの伝わり方は、面接で直接顔を見たり、話を聞いたりしたときの伝わり方と比べたらさほどのものではありません。

前日の就活を終え、疲れた身体に鞭打って夜遅くまで次の日の選考のための履歴書を書いているのでしょう。つい、間違っても修正液を使うことも出来ず、最初から書き直す。翌日は寝不足で疲れきった顔での面接。。。。本当にお気の毒です。

私はむしろ、パソコンを使って自在に自己表現できる能力を示してくれた方が、実務能力を推し量れて良いと考えます。

私と同じような考え方の採用担当者さんがいらっしゃいましたので、もう一つ記事を紹介しておきます。

就活本には、定規をひいて行を揃えたり下書きをして丁寧に書いた後が見られたりすると「熱意が伝わる」などと書いてあります。私が思うに全くの見当違いです。その理由は、そもそも採用担当者は、入社熱意が高い人だけを歓迎しているわけではないからです。仮に面接の時点で熱意があまり高くなくても、優秀な人が面接に来てくれたら、様々な手を尽くして入社してもらうように動くのが、採用担当の仕事なのですから。
採用担当者のみなさん! 就活生に「手書きの履歴書は不要です」と断りませんか? | キャリコネニュース

全くその通り!ですね。

では、私がいた会社の実務としてはどうやっていたかと言うと・・・。

私がいた会社では履歴書の提出そのものを止めました。

私のいた会社では、以前、選考時に履歴書の提出を必須としていましたが、最近それを止めました。(新卒採用の場合)

選考までに準備する必要のある(紙の)書類は何もありません。

ただ、リクナビから選考の予約をして頂く際に、OpenESを提出頂いています。

OpenESなら、あらかじめ登録したエントリーシート・履歴書を5,000社以上に提出できます。
OpenES | エントリーシート・履歴書の新しい仕組み。もっと伝わる自分らしさ

私は、こうした試みが新卒採用でもっと標準化されてくると良いと思っています。

履歴書が電子化されれば、採用担当者側も事務負担が減るメリットもありますので、間違いなく時代はこの方向に向かうでしょう。

もちろん、あなたが受験しようとしている企業が、どのような考えの企業かは分かりませんので、ここで私が「履歴書は手書きの必要はありません」と言ったので落ちたとしても責任は持てません。

ただ、今の時代に手書きを求める会社、しかも重箱の隅をつついて来る会社に、時代の波に乗るスピード感も新しい考えを取り入れるセンスも、私は感じません。

このあたりも、会社を選ぶ基準に入れて頂いた方が良いでしょう。

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