就活で何度も面接を受けても落ちてしまう。または、これから就活で自己分析をしなくてはいけないのだけど、どうやったら良いか分からない。
そういう方は、ぜひ、まず下記の2つの記事を読んでみてください。
私は、すごく良いことが書いてあると思いました。
勝手に想像した「内定がもらえる人」を演じようとすると、ありふれた志望動機しか話せなくなってしまいます。それよりも、自分だけが当てはまる言葉で、自分の思いを伝えたほうが、相手の心を動かせるのです。
というところは、私も長年面接官をやってきた中で、全くその通りと感じています。
「サークルでまとめ役をしていましたので、リーダーシップがあります。」
「部活で毎日厳しい練習に耐えてきましたので、体力と忍耐力には自信があります。」
「接客のアルバイトで褒めていただいたので、お客様を笑顔にすることが大好きです。」
本当に、どこかに台本でも売っているのではないかと思うほど、同じようなパターンを毎日聞かされるのです。申し訳ないですが、正直、「またか」としか感じません。
台本とまでは行かなくても、実際、どこかにあった見本を真似て書いていませんか?
だとしたら、もうこれからはそれは止めましょう。少しも戦力にならないですから。
では、どうするのか?
そのためには、上の2番めの記事に書いてある、
「自分の長所や強み」とか「これまでがんばってきたこと」を書いてもらうのではダメです。それでは、「自分がどう見られたいのか」という建て前がわかるだけ。短所も含めて、自分が「変わっているところ」を、具体的に、10個以上書いてもらうのです。
が良いと私も思います。
これ、結構難しいですよ。でも、これを頑張って絞り出して書いてみると、本当のあなた自身が浮かび上がってくると思います。
「こんなことは仕事に役立たないのでは?」とか、「これは欠点だから書かない方がいいんじゃないか?」とか考えてはいけません。
どれも全て、台本からではない、あなたの中から出てくるものだから、それでいいのです。
企業の人事担当者に対するアンケートでは、面接などによる採用で最も重視するのが、「人柄・性格」なのだそうです。
これもその通りです。
そして、あなたの「人柄・性格」を一番表すのが、あなたの「変わっているところ」です。
面接官は、人と同じような優等生的なことを書いている人には魅力を感じません。採用試験は、一定の点数以上の人が合格という試験ではないのです。
面接官に「この人は他と違う」と思わせることが大事なのです。
と言うことを書くとまた、「変わっていればいいのか」と極端に捉えて、何とか奇抜なことを書こうとは思わないでくださいね。
だから、そういう風に「作ってはだめだ」と言っているのです。
あなたの「変わっているところ」を大事にして、その中から自分の良いところを見つけてくださいということです。
では、今日はこのへんで!