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「会社の雰囲気」や「社員の人柄」で入社を決めて良い理由

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OL

アイデムによる「2016年3月卒業予定者の就職活動」に関する調査の結果によれば、

「入社予定企業の決定理由」を聞くと、1位は「会社の雰囲気」(38.1%)だった。次いで、2位は「業界」(31.4%)、3位は「職種」(30.2%)、「採用担当者や社員の人柄」(27.6%)となった。
入社予定企業の決定理由、1位は「会社の雰囲気」 | マイナビニュース

とのことです。

「業界」や「職種」で入社する企業を決めるのは、やりたい仕事と合致しているかということなので、当然のことだと思いますが、「会社の雰囲気」や「採用担当者や社員の人柄」という、どちらかと言えば漠然としたことによって入社する企業を決めるのは、果たして良いことなのでしょうか?

結論から言えば、私は、それも良いと思っています。その理由はこうです。

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会社の雰囲気は会社の人柄だから

会社を人に例えるとするならば、「会社の雰囲気」というのは、つまり「会社の人柄」ということです。就職を結婚に例えるとするならば、結婚相手を選ぶとき、その人のスペック、つまり年収とか身長や見た目よりも、一番大事なのはやっぱり「人柄」ですよね。

会社を選ぶにあたっても、それと同じなのです。

その会社があなたに合っているかどうか、それは会社の雰囲気があなたに合っているかどうかということだと言い切っても良いでしょう。

では、その会社の雰囲気をどうやって知るかですが、会社説明会はいわばお見合いの場ですので、やっぱりその人の家、社内を覗かせてもらいましょう。

それにはOB訪問や会社訪問、さらにはインターンシップというような、会社の中に入って雰囲気を感じ取ることができる機会を、ぜひ捉えてみてください。

お見合いの場では見せない、普段の素顔を見た瞬間があったら、それが一番あなたにとって大事な瞬間です。そこでどう感じたかです。

社員の人柄というよりも社員の間柄を見よう

会社に行って雰囲気を感じ取ったり、社員の人たちがどんな人たちなのかを見る方法についての一つのポイントです。

それは、社員の人たちの何気ないやり取りを見ることです。

会社は多くの人が集まっている場であり、当然色々な人柄の人たちがいます。ですから、その中の一人と話しをしても、その人の人柄が全社員を代表しているわけではありません。

上のリンクの引用の中に、「採用担当者や社員の人柄」で選んだと書いてありましたが、採用担当者はいわば企業を売り込む営業マンですので、人当たりの良い人を配置しているのは当然で、その人の人柄が会社全体を代表しているとは限らないです。

では、どこを見るかというと、社員の人たちの間の何気ないやり取りを見るのです。

実は大事なのは、個々人の人柄よりも「人間関係」だからです。

これは会社説明会などでも可能です。

準備中や休憩時間など、社員の人たちが話しているところ、ちょっと気が緩んで雑談をしているところや、部下の人が上司に何か相談したり指示を受けたりしているところ、そんなところを、何気なく観察してみてください。

社員の人たち同士が、笑顔で会話を交わしているか、上司が部下に威圧的に接していないか、部下は上司を恐れていたり、逆に馬鹿にしていたりという雰囲気がないか。などなど。

あなたが見て、「あ、いい感じだな」と思えるかどうかです。

あなたの直観はきっと正しい

というように、今日書いてきたことは、すごく感覚的なことです。理屈じゃありません。

そんな感覚的なことで、これから長年勤める会社を選んでいいのか?

あなたはそう思うかも知れません。

でも、直観って結構鋭いんですよ。

実は、面接官も最終的には直観で人を選んでいます。

あなたも、あなたの直観をもっと信じて良いです

ただ、そのためには、本当に直観であることが大事です。

打算や、世間体や、周りの言葉などにとらわれないことです。

それができている、自分が感じていることである、そのことに自信が得られたら、

自分の直観を信じてみてください。

では、今日はこの辺で!

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