「第一志望と言わないから落ちる」という都市伝説のウソ

2020年3月が近づいてきた。採用広報が正式に解禁され、2021年卒就活のハイシーズンがやってくる。本番への十分な備えはできているだろうか。不十分としてもまだ間に合う。あと1カ月半の間に装備を点検し、足りない…

という記事には、就活を終えた先輩たちの色々な場面での経験談が集められていますが、その中で下記がちょっと気になりました。

「最終面接では、うそでも第一志望ですと言うべき。自分は最終面接で少しでも迷っている素振りを見せた企業はほとんど落ちた」

人事で採用を15年やってきた私の側からすると、これちょっと違うんだよなあと思いました。

それはどんな点でしょうか?

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落とされるのは本心で言っていないとき

上の人は、

自分は第一志望だと言わなかった企業は落ちた。

と言っているわけですが、私は、

迷っている素振りを見せたから落ちた。

んだと思います。

つまり、面接官は、

「この人はうちが第一志望ではない」

と思ったときに落とすのではなく、

「この人は本心を言っていない」

と思ったときに落とすのです。

面接官も、学生は多くの企業を並行して受けていることは十分わかっているし、それならば自分の会社が第一志望でないことも普通にあり得る。ということはわかっています。

だから、

「御社が第一志望です!」

と学生が胸を張って言ったとしても、それを聴いて単純に良い印象を持つなんてことはないわけです。むしろ、

「ほんとかよ?」

という気持ちの方が先行します。

そんなときに、「少しでも迷った素振りを見せる」学生だったとしたら、

「ほら、やっぱり本心じゃないだろ」

ってことになって、不採用となるわけです。

これから部下として一緒に働いてもらう人が、嘘つきであるのは一番困ることだからです。

では、どうするのが良いでしょうか?

内定を勝ち取るのは本心を言えたとき

あなたの考えていることの本当のことを言う。

それに尽きます。

本当に第一志望ならそう言えば良いですが、本当はそうじゃない、第二志望だというなら、そう言ってみてください。

「御社は第二志望です」

私だったら、そう学生に言われたとき、きっとそれだけで落とすなどということはしません。

「この人は正直だ。では、どんな企業が第一志望なんだろう?」

と思って聞きます。

それが確かにその人にとって第一志望とすべき企業だとわかれば、

その人の企業研究の深さ、的確さを感じ取ることができますし、そんな正直で分析力のある学生をぜひ採用したいと思ったら、第一志望の企業に負けないように頑張ろうと思いますね。

今日は都市伝説に真っ向から反論を投げる投稿でしたが、皆さんはどう思うでしょうか?

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