何故かというと、「辞めやすい企業」ということだからです。
ブラック企業の特徴の一つが、「辞められない」ことです。
法律的には誰でも会社を辞めることができるのですが、損害を賠償しろだなんだ言って辞められない状況に追い込むケースや、辞めるということを考えられない精神状況にするケースです。
過労で自殺する事件があるたび、「何故死ぬくらいなら辞めないのか?」という意見が出てきますが、辞めないのではなく、辞められないのです。
いや、辞めるという選択肢が思いつかないほどの状況に追い込まれているのです。
社員をそこまで追い詰める。それが最悪の超ブラック企業です。
悲しいかな、ブラックな企業は存在します。
運悪くそういう企業に入ってしまったら、辞めるということが最善の策です。
間違いだったと気づいたら、まだ思考力があるうちに「辞める」という選択肢を思いつき、それを実行できるというのは、まだそれほど深刻な状況ではないということも言えます。
一般的には離職率は低い方が良いに決まっています。
離職率が低いということは、社員は辞めたいと思わない企業だから、良い企業だろうということです。
でもそれは、「辞めたいと思った人が辞めることができる」という前提での話です。
離職率が高い企業=辞めることができる企業
であるとするならば、離職率が高いのは、少なくとも超ブラックな企業ではないということかも知れません。
では、今日はこのへんで!