最近はインターンシップでも選考をする企業が多くなっています。
多くの学生が応募するので、何らかの方法で選ばざるを得ないという理由もありますが、売り手市場の今は、インターンシップを利用して早い時期に良い学生を見つけたいという企業側の思惑もありますね。
選考には面接などをする場合と、エントリーシートなどを出させる書類選考の場合があります。
今日は、エントリーシートに書かなくてはいけない「志望動機」についてです。
まだ、インターンシップなのですから、必ずしもその企業に入りたいと思っているわけではなく、その業界の仕事を知ってみたいというだけの動機も十分ありえますよね。
では、そんな状態での志望動機は、どのように書けば良いでしょうか?
「業界に興味を持った理由」+「インターンシップで学びたいこと」を書く。
本番の応募での志望動機であれば、
①「業界に興味を持った理由」
②「その企業に魅力を感じているポイント」
③「入社したらやりたいこと」
の3つを盛り込むのが定石です。
でも、インターンシップの段階では、必ずしもその企業に魅力を感じているとは限らず、単にその業界での事業内容を勉強したいという動機もありえるわけですから、書くべきことは違ってきます。
インターンシップの場合でも、最初に書くのは、
①「業界に興味を持った理由」
です。
ここまでは、本番の選考での志望動機と同じです。
インターンシップの段階では、さほど強い動機ではないかも知れませんが、そこにピンと来た何らかのきっかけや理由があるでしょうから、それをまず書きましょう。
次は、
②「インターンシップで学びたいこと」
です。
まず、リクナビやマイナビの説明などを良く読んで、インターンシップの内容を理解したら、そこで自分が何を学びたいのか?を考えましょう。
それを志望動機として書けば良いのです。
以上のように、インターンシップの志望動機は、本番の選考のときと違って良いのです。
ぜひ、良いインターンシップを探して参加の機会をゲットし、業界理解、企業理解を深めてほしいと思います。
では、今日はこのへんで!
この記事を書いた人

- 就活・転職・キャリア・オンライン相談室
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国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援から社会人の転職支援まで幅広く活動しています。
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