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会社選びを失敗したので2度と失敗したくないと思っているあなたへ

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私は多くの転職をお考えの方の相談に乗ってきました。

その中で、特に中高年の方が良く言われることがあります。

もう2度と失敗したくないです・・・

と。

きっと過去にひどい会社に入ってしまって、嫌な思い、辛い思いをさんざんして来られたのでしょうね。

次の転職では必ず良い会社に入りたい。これで最後の転職にしたい。

その気持は当然ですし、よくわかることなのですが、私はどうしてもこの「失敗」と言う言葉が気にかかるのです。

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人生に「失敗」はない。あるのは「経験」だけ

会社選びに限らず、人生には様々な選択の場面があります。

誰も未来のことはわからないし、初めてのことには自信がありません。

だから、自分の選択の結果が、必ずしも自分の思ったようにならないことはいくらでもあります。

でも私は、その結果を「失敗」と捉えてほしくないと思っています。

確かにつらい思いはした。

でもそのことからあなたは何かを学んだはずです。

少しは会社を見る目が養われたとか、自分にはどんな仕事が向いていないのかがわかったとか、必ず、その経験から学んだことがあったはずです。

だから過去は決して「失敗」ではなく、あなたの貴重な「経験」だったのです。

「失敗」はネガティブですが、「経験」はポジティブです。

「失敗」はすべきことではないと思えるし、「経験」はすべきことだと思えます。

そのように変換をするといったい何が起きるのか?

それが、特にこれから転職をしようと考えている人にとっては大事なことなのです。

「動く」ことからしか未来は生まれない

「2度と失敗はしたない」。

そう言う人は多いですが、それをいちばん大事なこととして思っているとどうなるでしょうか?

いちばん失敗しない方法。

それは、「何もしないこと」です。

いやさすがに転職をしようというあなたであれば、「何もしない」わけにはいかないことは頭では分かっているでしょう。

でも心のなかでは、「失敗」をしたくないということが一番になっているので、転職活動に必要な「動き」に、知らず知らずのうちにブレーキをかけてしまっているのです。

転職をしたいという相談者に聴いてみると、確かになかなか積極的な動きが取れずに、悶々として時間を過ごしている状態になっている人がいます。

動けば必ず何らかの結果が出ます。

これから起きる結果を「失敗」しないかどうかだけ気にしていると、その結果を見ることが怖いから、動けなくなってしまうのです。

だから転職活動では、まず過去を「失敗」と捉えることを止めて、自分がそこから何を学んだかを思い返してみてください。

企業も、ある程度年齢を重ねてきた人であれば、色々な経験をしてきているはずと見ます。

一見、失敗に思えるようなことを、決してネガティブに捉えるのではなく、良い経験をした、学んだと、ポジティブに捉えられる人の方が、前向きで頼もしく見えるのは間違いありません。

最後にもう一度、

人生には「失敗」はありません。
すべてが「経験」なのです。

 

では、今日はこのへんで!

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