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公務員試験と民間企業の就活は両立させようとしない方が良い2つの理由

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就活がこれから本格化しようとする時期になると、公務員を目指そうか、民間企業の就活をしようか、それとも両方一緒に出来るだろうかと悩む人が多くいます。

先日もそんな相談を受けたのですが、私はその人に「公務員試験に専念した方が良い」とアドバイスしました。

本当はカウンセラーが答えを出してしまうのは良くないことなのですが、今回ばかりははっきりと言ってあげました。

それは何故だったのでしょうか? 理由をお話したいと思います。

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公務員試験も民間企業の就活も両方大変なのでどっちつかずになってしまうから

今年(この記事は2016年に書きました。)の民間企業の就活のスケジュールは、3月から会社説明会やエントリー開始、6月から選考開始(経団連指針に従う企業の場合)ですから、公務員試験が行われる5月~6月が最も就活が忙しい時期に当たります。

公務員試験の準備期間である、2月~5月の間は、就活では自己分析や企業研究を十分にやらないといけない期間と重なります。

4月からは大学の新学期が始まります。4年であれば、ゼミを決めて卒論に着手しなくてはいけません。

公務員試験も就活も両立できるという人がいますが、私はそれをやると、結局どちらも十分に注力出来ず、どっちつかずになってしまうと思っています。

もしあなたが、公務員が第一志望であるならば、公務員試験まではその準備に専念することをお勧めします。

民間企業の就活は秋からでもまだ間に合うから

では、もし公務員試験に落ちたらどうするのか?ということですが、秋から就活をしても決して遅くはありません。

ただし、大企業は除く。です。

公務員試験が第一志望であるならば、その滑り止めとして大企業はムリです。

秋以後は大企業はもう採用を終了しているからです。

でも、中小の優良企業であれば、秋まで採用を続けている企業が非常に多くあります。特に昨年、今年はその傾向が強いです。

その理由は、例の「後ろ倒し」の影響です。

経団連に加盟している大企業の内定出しが昨年は8月、今年は6月からですので、それ以前に内定を出していた他の企業は、今年は6月以後に多くの内定辞退をくらいます。

多くの企業は、それを見越して、採用活動の長期化をせざるを得ない状況になっているのです。

もう春はあきらめて、大企業の内定出しが一段落した夏以後に採用活動を始めるという企業もあるくらいです。

ですから、秋からでも就活は決して遅くはありません。

それに、遅い時期の方が、その時期にまだ採用を続けている企業は、採用予定を満たすために必死になっている状態ですから、選考基準を下げる可能性がある、つまり春より受かりやすいということもあり得るのです。

まとめ:まずは公務員試験がんばりましょう!

ということです。

まずは強い決意、そして目標を決めたらそれに専念しましょう。

それが出来るあなたならば、きっと頑張れると思います!

では、今日はこのへんで!

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