まずはこの記事を読んでみてください。
この記事の「モテる」を「内定がもらえる」に置き換えて読むと、そのまま就活にピッタリ当てはまるんです。
大事なところを引用しますよ。
大事なのは、好意があることや、自分がどんな人間かを相手に示すことなのだ。
失敗することもあるだろうけど、相手も同じように思っていたり、似たような価値観を持っていたりすれば上手くいく。要するに、モテるには「わかりやすい」ことが大事ってわけ。
これこれ。「わかりやすい」ということです。
1次面接はそこそこ無難なことを言っていれば、明るく元気でマナーがありさえすれば通ります。
でも、2次面接になって突っ込んだ話を聞く段階になると、すっきり話が伝わってくる人と、なんか色々言ってるんだけど、イマイチ来るものがないなあ。っていう人が出てきます。
つまり、「わかりにくい人」。これが2次面接あたりで落ちる人です。
「わかりにくい人」とはどんな人か?
再度上の記事から引用してみましょう。
まずはあまり話さない、おとなしい女性。
話さなければ、何を考えているか、どんな人なのかなんて相手に伝わるはずがないので、わかりにくいに決まってる。もう一つは、気を遣いすぎたり、女らしさのような固定観念にとらわれていたりして、無難なことしか言わない女性。
おとなしい人、無難なことしか言わない人。
全く面接でも共通しています。
1次面接は無難なことを言えば通りますが、2次、3次になるとこういう人は落とされていきます。
じゃあ、どうすればいいのか? どうすればわかりやすくなるのか?
これも記事の最後に書かれています。
恥ずかしかろうが、失敗しようが、自分を出さなければ前には進まない。
開き直りでも、ヤケクソでもいいから、やってしまえ!
ということなのです。
就活の最初の頃は、色々な対策本を読んだり、自己PRを憶えたり、自分を「作る」ことに一生けんめいになりがちなのは、ある程度、仕方ありません。
だって、やったことがないことに挑戦するのですからね。
でも、考えてみてください。
企業が欲しいのは、本を読んでいろんな対策を身につけた人ではありません。
素のままが魅力的な人が欲しいのです。 恋愛だって同じですよね。
そういうと、「私には素の魅力なんてない。」と言う人がいます。
でもね、これはそうじゃないという確信が私にはあります。
内定した人が書く報告書を見ると、共通点があるのです。
後輩へのアドバイスとして多いのが、「自分の言葉で話すこと」「自分を出してください!」というようなことが多いんです。
それができたから、「わかりやすい人」になれたから、内定をもらえたのです。
就活でなかなか内定がもらえなくて、もうヤケクソだ!
そう思って面接を受けたら、あっさり受かった。
そういう話って、結構聞きますが、これも自分を出したから良かったということなんです。
どんな人も、それぞれの魅力が間違いなくあります。
もちろん、あなたにも。
これは、私が毎日のように大学のキャリア相談室で学生さんと対面していて、心から感じていることです。
素のままのあなたは、とてもキラキラとして、本当に魅力的な宝石の原石です。
自信を持って、自分を出してください。
それが、一番あなたを魅力的に見せること、「わかりやすい人」になれるたった一つの方法です。
では、今日はこのへんで!