就活も終盤の時期になると多くなるのが、内定辞退に関するご相談です。
今日は、内定辞退の連絡を企業にするときの手段についてです。
考えられる手段は、メールか電話なのですが、私は電話で連絡することをお勧めしています。
その理由はこうです。
謝罪の気持ちが伝わるから
もちろん、メールでも文章を通してあなたの気持ちは伝わります。
でも、ビジネスの現場でも、要件よりも気持ちが伝わる方が大事な場合は、電話の方が良いのです。
あなたの申し訳ないという気持ちや、どうしても他の企業に行きたかったという気持ちは、言葉の端々から伝わるはずです。
相手の反応が確認できるから
電話であれば、あなたの気持ちが相手に伝わると同時に、相手の反応もあなたには良くわかります。
メールだったら、もし相手が忙しくてメールの返信を忘れてしまった場合、あなたは、相手が受け取ってくれたのか、受け取ったとしても何故返事をくれないのか? すごく怒っているからじゃないか? など気になってしまう可能性がありますよね。
電話であれば、その場で相手が快く承諾してくれたことがわかります。
良い会社であれば、「ではそちらの会社でがんばってください!」とまで言ってくれると思います。
そうでなくても、相手の反応がわからずに気をもむより、全然良いですよね。
間違いなく辞退の意思が伝わったことが確認できるから
あなたにとって、これが一番大事なことです。
メールだったら、もし相手が見落としていたり、何らかの事故で届いていなくて、あなたの辞退が伝わっていなかったとしたら後で大変なことになります。
電話であれば、その場で相手に辞退の意思が伝わったことが確認できますので、あなたは安心することができます。
辞退の電話をすることは、嫌なものです。
特に今まで良くしてくれた、あなたも良いと思っていた企業であれば、申し訳ないという気持ちがあるので、電話しづらいでしょう。
でも、一度電話すればスッキリして、あとはあなたの行きたい企業に心置きなく行けますので、ぜひ、内定辞退は電話でしてみてください。
では、今日はこのへんで!