企業の選考でグループディスカッションやグループワークをやってきた学生さんの報告を聞くと、かなりの確率であるのが、迷惑な学生が混ざっていてやりづらかったという話です。
迷惑な学生とは、今まで聞いた実例の中では、
自分の主張を延々と話す。
人の意見をすぐ否定する。
最初は発言しなかったのに、結論をまとめようとする頃になって全然違う意見を言い出す。
特定の2人だけで盛り上がって他の人が入り込めない。
などです。
あなたも企業の選考の中で、そんな学生に困った経験があるのではないでしょうか。
では、そんな学生は、企業の側からはどう見られているのでしょうか?
そんな迷惑な学生は企業も欲しいと思わないから大丈夫
周りのことを考えず、自分が言いたいことだけを主張する。
そういう学生は、そもそもそういう性格なのかも知れませんが、目立つことが最重要だと考えていたり、自分の意見を主張することが大事だと考えている、つまり、勘違い学生であるということです。
ちょっと冷静に考えてみてほしいのですが、そういう人が企業に入ってきて、職場で同じようなことをしたらどうなるでしょうか?
企業の中での仕事というのは、ほとんどが周囲の人と協力してやらなければいけないもの。
決して個人プレーではないのですから、自分のことしか考えていないような人は、企業にとっても困るので、まず採用されないでしょうね。
ですから、そういう迷惑学生は、選考においてはあなたの敵ではないので、気にするな、と言っても無理かもしれませんが、そのペースにひきづりこまれないようにしましょう。
あなたがそういう迷惑な人に対する態度を適切に取ることができれば、あなたの評価が上がるかも知れません。
結論は、
人の振り見て我が振り直せ
ということです。
グループディスカッションで迷惑な学生は一番落とされる学生でもありますから、あなたがすべきことは、その人のようにならないことです。
悪い見本を見せてもらったと思って、感謝しましょう。
グループディスカッションでは、周りの学生は、決してあなたの敵ではありません。
全員で合格しよう!
という気持ちで臨めば、きっと良いディスカッションになるはずです。
では、今日はこのへんで!