「いや、そっちの方は全然知識がないので」
という学生さんがいました。
志望業界や、志望企業を選ぶのに、
「知っているかどうか」
であなたは選んでいないでしょうか?
ズバリお答えすれば、あなたが学生であるなら、
知識は全然関係ありませんから!
それは何故でしょうか?
学生の知識などプロからすればゴミみたいなもの
ぶっちゃけ言っちゃうとそういうことだからです。
どんな分野であれ、あなたが知っていることはその企業が作っている商品を消費者の目線から見たものに過ぎないはず。
あなたが多少知識を持っていると思っていることは、まず間違いなく、失礼ながらその道のプロからすればゴミみたいなものです。
あなたが企業に入ってやることは、あなたが好きだったその商品やサービスを、ゼロから創り出すこと、そしてそれを買っていただく努力をすること。
もしかしたら、そんな商品やサービスを提供する会社で、消費者からは絶対に見えない事務部門や管理部門で、日々パソコンに向かって事務作業をこなすこと。
そうしたことに対して、あなたは知識がありますか?
あるはずがない。当然です。何もやったことがないのだから。
でもね、へこむ必要はないのです。
知識なんかなくても良いのです。
新卒の学生に企業が期待しているのはそんなことではないからです。
企業が学生に期待しているのは、これから学んで成長する力
確かに、企業は既に経験や知識があって、即戦力になるような人材を求めることがあります。
その場合は、学生を採用しません。
既に同じ業界で経験を積んだ社会人を中途採用するのです。
では、何故企業は何も知らない、経験のない学生を採用しようとするのか?
それは、将来の可能性に期待しているからです。
何も知らないのだから、教える手間暇がかかる。使えるようになるまで時間がかかる。
そんな新卒の学生を採用するのは、
何も知らないからこそ、真新しいスポンジが水を吸うように、真っさらな頭で貪欲に知識を吸収し、どんどん成長してくれるだろうと期待するからです。
若いからこそ、やる気も充実し、成長も早いだろうと期待するからです。
学生に求められているのは、純粋な興味とこれから学ぼうとする気概
以上のように、企業は学生に知識を期待していません。
ですから業界や企業を選ぶにあたっては、純粋な興味で良いのです。
知識がないから。
経験がないから。
あーもう、それはいい。そんなことは企業は期待していないのですから!
なんかちょっと面白そう!
ワクワクする!
それを大事にしてください。
そして、目を輝かせて、これから貪欲に学んで成長しよう!
それを企業にアピールできればいいのです。
では、今日はこのへんで!