例えば、就職活動では、就活生は何社も併願して企業を受けるのが普通だ。ひとりで数十社受けることも珍しくない。これを恋愛にあてはめると、ひとりで数十人を同時攻略しようとしていることと一緒になる。もっとも、企業側も何人もの就活生と日々面接し、合格不合格を決めているわけで、同時攻略という点では学生以上に激しい。こういう状況は、普通の恋愛ではあまり考えられない。
就活と恋愛は似ていない。 – 脱社畜ブログ
いつもこの人のいうことはその通りと思えます。
確かに就活は、期間が限られていたり、何社も併願するのが普通だったりと、恋愛と比べれば違う点はたくさんあります。
でも私はやっぱり、就活と恋愛は似ているところもある。と思っているのです。
それは、どちらも結局は「縁」だというところです。
就活での、合格、不合格というのは、必ずしも、受験者の優劣によって決まるものではありません。
それは、学生の皆さんには時に誤解されることなのですが、企業で採用する側の人にとっては、実感していることです。
必ずしも、成績の優れた人が採用されるわけではないのです。
結局は、「一緒に働いてみたい」と思える人かどうかということです。
学生さんにとっては、自分をそのように思ってくれる会社かどうか、これはリクナビの企業ページを見て分かることではありません。
これって、やっぱり、男女の縁に似ているんじゃないでしょうか。
「こっちがダメならあっち」というやり方でやってる限りは恋人もできないでしょう。
成績が良い人を好きになるわけでもないでしょう。
なんだか良く分からないけど、この人と一緒になる気がした。
なんだか良く分からないけど、この会社で働く気がした。
恋愛も、就職も、つまりは、そう思えるかどうかなのではないでしょうか。