就活で1社しか受けないのは決して良くない3つの理由

先日、大学のキャリア相談室に来たある学生ですが、

彼は、まだ3年生なのに入りたい企業が決まっていて、そこ以外は考えるつもりがないと言うのです。

私はとりあえず、まだ時間が十分あるから、そこだけに決めつけず、視野を広げていろいろ見てみようと提案しました。

彼の考えを頭から否定しないように、やわらかく言ったのですが、本当は「1社しか受けない」などということはあり得ない。絶対ダメと言いたいところでした。

それは何故でしょうか?

【就活で1社しか受けないのがダメな理由】1.そこまで惚れるほどわかっていないはずだから

上の彼が来たのはまだ3年生の秋ですから、当然会社説明会も始まっていません。

インターンシップもやっていないようで、リクナビやマイナビを見ても何も掲載情報がありませんでした。

まだそんな情報が乏しい状態なのに、彼はイメージだけで惚れ込んでしまっているのです。

そこに入ったら自分はどんな仕事をすることになるのか?

どんな職種が募集されるのか?

その前に、自分はいったいどんなことが好きでどんな仕事をするのが向いているのか?

給与は、福利厚生は、勤務地は。。。。

いろいろな情報を集めて十分納得してから応募しないと後悔することになります。

【就活で1社しか受けないのがダメな理由】2.落ちると振り出しに戻ってしまうから

1社しか受けないと、当然のことですが、そこを落ちたとき振り出しに戻ってしまいます。

その間に時間はどんどん経っていきますから、次の企業を探すにしても、もう募集が終わっている企業がどんどん多くなってきます。

就活は可能な限り何社も同時進行で受験するのが鉄則です。

何故かというと、必ず「落ちる」ことがあるからです。

何社も同時進行で受けていくうちに、落ちて持ち駒が減ってきます。

減ってきたらまた調べて持ち駒を補充していきます。

そのように続けていくうちに、内定をもらえる企業も出てきます。

それが、就活のやり方の基本だと思ってください。

【就活で1社しか受けないのがダメな理由】3.就活は慣れでだんだん受かるようになってくるから

何社も同時進行で受けていくのが基本と言いましたが、そのメリットは持ち駒の確保だけではありません。

誰でもそうですが、就職試験に慣れていない最初のうちは上手くいきません。

特に、面接やグループディスカッションなどは、慣れが重要です。

私は何年も大学で就活支援をしていますが、最初は緊張で失敗していた面接も、何社も受けていくうちに慣れて、自分が出せるようになってきます。

そうすると、当然相手からも良く見えますので、受かるようになってくるのです。

それなのに、1社しか受けないと、入りたい会社なのに、全然慣れていないで受けるので落ちる確率が高くなってしまうというわけです。

まとめ:就活は結婚とは違って何股もかけて良い

何社も同時に受けるのは、「浮気」しているようで嫌だと思う人もいるかも知れません。

恋愛や結婚と就職は、違います。

恋愛や結婚に対しては、二股はありえませんが、これはお互いに1人だけを選ぶ世界だからです。そして人生そのものだからです。

しかし就職では、企業は多くの人をまとめて採用します。あなただけが相手ではないのです。

だからこちらも、多くの企業を同時に受けることを、何にも後ろめたく思う必要はないのです。

そして、就職や採用はビジネスです。

ビジネスの世界では、可能な限りリスクヘッジをするのがお互いに常識です。

クールに考えることも必要なのです。

では、今日はこのへんで!

この記事を書いた人

西川明宏
西川明宏就活・転職・キャリア・オンライン相談室
国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援をしながら、オンライン相談を受け付けています。
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