昨日に続いて就活の自己分析についてです。
ちなみに昨日の記事はこちら。
自己分析では「自分の好きなこと」を見つける作業をすることが大事です。そのために、過去を振り返って、自分が夢中でやったことや、うれしかったこと、人から褒められたことなどを書き出してみる。それがとても有効です。
その結果から、「自分はこういうときにうれしいと思うのだ」「自分はこういうことをするのが好きなのだ」ということが見つかってきます。
それは、「好きなこと」を仕事にすることができれば、一番楽しいし、同時に、一番力を発揮できるから、企業にも、ひいては世の中にも貢献できるからです。
そして、自己分析には、もう一つ重要な軸があります。それは、就職するということにおける「価値観」です。
価値観とは、「何を大切に思って仕事をするか」
ということです。
あなたが仕事をするので一番大切に思うことは何でしょうか?
・好きなことをして楽しく仕事ができること
・お金がたくさん稼げて豊かな生活ができること
・自分のスキルが向上できて成長できること
・人間関係や環境の良い職場で働けること
・世の中の役に立つこと
・家庭生活や余暇も大切にした生活ができること
・転勤が少なく住みたい場所で住めること
などなど。
これらについても、思いつくだけ書いてみてください。
「過去にうれしかったこと」などと違って、そんなに数多くは出てこないかと思います。
そしてここから先は、「過去にうれしかったこと」の分析のやり方と少し違います。
この「価値観」については、出てきた項目を、あなたが大事だと思う順番に並べてみてください。
一番上に来た項目は、あなたが就職先を選ぶにあたって、絶対に譲ってはいけない項目です。
「価値観」は企業を選ぶ時の判断基準になります
「過去にうれしかったこと」は、あなたがやりたい「仕事」を選ぶときの指針となります。
一方、「価値観」は、「企業」を選ぶときの指針となります。
企業は「法人」というように、人と同じようにそれぞれの考え方、価値観に基いて活動をしています。
あなたと同じ価値観の企業に入ることができれば、あなたはきっと伸び伸びと仕事をすることができ、最大限に力を発揮することができるでしょう。
では、今日はこのへんで!