夏休み前の時期になると、3年生でも就活を考える人が出てきます。
早い時期から意識を持って動き始めることはとても良いことなのですが、何から始めれば良いかわからず、
「なんかインターンシップに行かないとまずいと言われたんで・・・」
というようなことを言って、キャリア相談室を訪れてくる3年生の人もいます。
そんなとき私は、「まあ座って」と言って、3年生の今、やっておくべきことをお話するようにしています。
できるだけ前倒しで単位を取る
3年生がやるべき一番大事なことはこれです。
それは就活じゃないじゃないかというあなたは甘いです。
4年生の先輩たちの中には、授業を多く残してしまって就活に行く時間が取れない!と泣いている人がいます。
4年生になったら、就活もありますが、卒論もやらなくてはいけません。教職課程を取る人は教育実習もあります。公務員志望の人はその勉強に専念しなくてはいけません。
今から就活に時間とエネルギーを割くことを考えるのであれば、その時間とエネルギーを授業に出ることにまず使ってください。4年生になって就活本番の時期に、できるだけ授業に出なくて良いようにしてください。
じっくりと自己分析をする
今から企業研究を始めるのはとても良いことです。
でもそのためには、まず自分が何をやりたいのか、どんな業種、どんな仕事に興味があるのかがわからないと、企業を探すにも探す方向性が決まりません。
そのために必要なのが自己分析です。
既に好きなことが決まっていて、学科もそれに合わせて選んでいるというような人は良いですが、そうでない人は、まずは自己分析を始めてみてください。
自己分析のやりかたについては、色々あって長くなりますので、ここでは書きませんが、こんな記事も書いていますので、良かったら参考にしてください。
行けるならインターンシップに行く
最近の就活では、インターンシップがとても重要視されてきています。
冒頭に書いた3年生の人も、先輩に「インターンシップに行かないとヤバイ」みたいなことを言われてキャリア相談室を訪ねてきました。
ヤバイことはないのですが、私もできればインターンシップに行くことをオススメします。
最近のインターンシップは、それに参加するための選考試験があって、さながら就活の予選の様相を呈しているので結構大変です。
でも、本番の企業研究の前に、実際に企業の中に入って仕事の一端を経験することができるのは、これからの就活のためにとても勉強になることは間違いありません。
学生生活の充実もとても大事なこと
インターンシップに行くのは、基本的に夏休みや冬休みの期間を利用してということになると思います。
ただ、来年の夏休みは就活で潰れることを考えると、3年生の夏休みは学生らしいことができる最後の夏休みとも言えます。
旅行に行く、クラブ活動に熱中する、留学をする。そういう、学生の時にしかできないことをやりたい人は、それを潰してまでインターンシップに行くことは、私は賛成しません。
インターンシップは、出来れば行って欲しいと思いますが、それ以外にも充実させるべきことは大学生の間には多くあります。
悔いのない学生生活にすることも、絶対に良い就活に結びつく要素となるはずですから!
では、今日はこのへんで!