「企画」という仕事に魅力を感じるという学生さんが少なくありません。
でも、「企画」っていったい何をする仕事なのでしょうか? 漠然と、なんとなく面白そう、カッコ良さそう、程度で、仕事をはっきりとイメージできている学生さんはあまりいないように思います。
今日は、そんな「企画」の仕事について考えてみましょう。
まず、言葉の定義ですが、辞書には、
とあります。
何ごとかを計画したり、立案する仕事ですね。
では、その「何ごとか」には何があるのでしょうか?
大きく分けて2種類ある企画の仕事
企業での仕事としての「企画」には主に2つの領域があります。
まず、これをはっきりさせておくのが良いでしょう。
内側での企画 → 経営企画、商品企画、営業企画 など
企業の中でやる仕事について、計画したり立案する仕事です。
これかの事業や商品をどうするのか、商品をどう売っていくのか、という、企業の動き方についてです。
企業の経営や市場についての知識や、マーケティングのノウハウなどが必要となってきます。
企業全体の将来を決める重要な仕事です。
それに対して、
外側での企画 → 企画そのものが営業であり商品である
があります。
これはお客様が求めているものに対して、計画したり立案する仕事です。
企画というサービスそのものが商品であるということです。
よく、ソリューション営業とか、提案型営業とかいう言葉も聞くと思いますが、これらが近い世界です。
お客様と深いコミュニケーションをして、ニーズを汲み取る力、そしてそれを形にする力、漠然としたイメージを現実のものとして提示することができる力。
何よりも、お客様の役に立とう、喜ばせようという強い熱意が必要ですね。
自分は誰を相手に仕事をするのかを考えよう
上の2つの違いは、仕事の相手です。
あなたのアイデアを求めてくる相手が、社内なのか、社外のお客様なのかの違いです。
あなたはどちらの領域で、企画の仕事をしてみたいのでしょうか?
ぜひ、まずはこの2つのどちらなのか?をとっかかりとして考えてみてください。
では、今日はこのへんで!