「就活は嘘つき大会の茶番」なんていう見方が間違いである3つの理由

内定が貰えるかどうか不安な気持ちになりながら行う就職活動。あなたはすっかり弱気になっていないだろうか?この理不…

というまとめ記事がありました。

ネタの画像は純粋に面白くて笑ったのですが、最後のところに、

就活なんて所詮は嘘つき大会の茶番。

というのはどうでしょうね?

あなたも就活は嘘つき大会だと思いますか?

人事採用担当を十数年やってきた私から言わせると、この見方は明らかに間違っています。

その理由は主に次の3つです。

嘘で面接が通ると思っている間違い

まず、人事をなめちゃ痛い目を見ますよということです。

中には経験の浅い人事もいて、騙されることもあるかも知れませんが、経験ある人事は、受験者が嘘を言いがちな箇所は分かっていますし、怪しいなと思ったらそこをピンポイントで突いて来る可能性があります。

きっとあなたは、それをされても嘘を突き通せるほど、悪人ではないでしょう?

企業も嘘をついていると思っている間違い

「そんなこと言うけど、企業だって嘘をついているじゃないか」と反論するかも知れませんが、そういう悪い企業はごく一部です。

だって、入社したらバレるわけです。入社した後で、「嘘をつかれた。話が違う」となったら、せっかく採用した人に辞められてしまいますよね。

そんな簡単なことも分からない一部の企業が嘘をつくわけです。

あなたはそんな低レベルの企業に入りたいのでしょうか?

自分で判断せず世間の雰囲気に左右されている間違い

最後の間違いは、本当のことを調べようともせず、世の中の噂や都市伝説を信じて、自分の判断を変えてしまうことです。

まともな企業は真剣に採用活動をしています。

出来る限り誠実に応募者に向き合い、誤解のないように十分お互いを理解した上で入社して欲しいと心から願っています。

それが、双方が幸せになれる唯一の方法だからです。

だから、あなたも良い企業を選ぼうとしている、また良い企業に選ばれたいと思っているのであれば、やるべきことは、嘘をつくことではなく、自分の真実を誠心誠意語ることです。

それがきっと、相手に伝わります。

では、今日はこのへんで!

この記事を書いた人

西川明宏
西川明宏就活・転職・キャリア・オンライン相談室
国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援から社会人の転職支援まで幅広く活動しています。
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