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転職回数が多いのは本当に不利なのでしょうか?

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転職を考えておられる方の相談がよくあるのですが、そのとき、

自分は転職回数が多いので不利なのでは?

と聞かれることが多いです。

これ、果たしてホントなんでしょうか?

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転職回数が多くても決して不利にならない場合

確かに世間では、転職回数が多いと「長続きしない人なのではないか?」「辞め癖がついているのではないか?」と思われて不利だと言うことが言われます。

かと言って自分の経歴は変えられませんので、一体どうすれば?ということになりますよね。

でも、そういう方の職務経歴書を拝見すると、確かに転職回数は多いけれど、仕事は一貫性があって着実に経験とスキルを積んできている、退職理由も会社が傾いたり家庭の事情だったりで、決して本人都合ではなかったりすることが結構あるのです。

だからそういう人には、

「あなたの場合決して不利にはならない。今までの仕事を通してあなたが培ってきたものを整理してアピールすれば大丈夫」

とアドバイスします。

転職回数で判断する企業は優秀な人材を逃す

終身雇用が崩壊してきた今の時代、転職は当たり前です。

自分の成長に合わせてステージを変えていく。
より自分を成長させられる環境を選んで移っていく。

そうした前向きな転職は、これからの時代、どんどんしていくべきです。

むしろ1つの企業に定年までしがみついていこうなどと考えている方がリスクが大きいでしょう。

転職回数が多い人は、職務経歴書をまとめる際に、過去の転職理由を良く振り返ってみてください。

仮にブラックな職場だったとしても、それを「逃げ」と捉える必要はありません。
ブラックな環境では自分の成長に寄与しないとあなたは判断したからそこを離れる選択をしただけです。

企業は面接で過去の転職理由を必ず聞くはずです。

もし、ろくに面接で聞かずに転職回数だけを見て、その人をダメだという判断をするような企業であれば、それはあなたが行くべき企業ではないと言えるでしょう。

これからの時代、そんな見方だけでは、成長意欲のある優れた人材を逃すと思うのです。

組織に所属する理由とは何でしょう?

ちなみに私の場合をちょっと付け加えましょう。

私は定年まで1つの企業に勤めましたが、その後今までの8年間は半年くらいの単位で契約社員を3回、その他は業務委託や単発の依頼業務です。

1つの企業に就職して腰を据えて頑張るというつもりなど、サラサラありませんでした。

それは、

組織への所属は自分がやりたいことをやるための手段に過ぎない

と考えているからです。

これからの時代、それでいいと思いませんか?

自分がやりたいことができる環境を選んで軽やかに動いていく。

そうしましょう!

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