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ネガティブな退職理由を言うのは良くないと言われる本当の理由

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まずはこの記事を見てください。
会員制の記事なので全部は見れないですが、冒頭のマンガだけで結構です。

“義憤系転職者”はお断り、退職理由を志望動機にするな
「今の会社の不正が許せない」「横暴な上司に怒りがこみ上げる」──。こうした思いが転職したいという気持ちを後押しするケースは少なくありません。しかし、そうした怒りや不満を中途採用の面接でぶちまけるのは得策ではありません。志望動機の中心が現在の...

最後にこの面接官氏は、「ダメだ・・・。」と言っていますが、これはさすがにあなたもダメだろうなあと感じると思います。

もちろん私も、自分が面接官だったらこの人は落とします。

でも私の場合それは、言っていることがネガティブだからと言うことが理由ではありません。

では、どんな理由でこの人はダメなのでしょうか?

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ダメなのは被害者意識の高い人

このマンガに描かれている応募者は、かなり極端ではありますが、面接の場で怒りを爆発させていますね。

場をわきまえていないと言うこともダメなポイントではあるのですが、この人はとにかく被害者意識の塊だと言うことです。

被害者意識が強い人は他責思考です。

何かあるたび、自分は悪くない。悪いのは上司だ。会社だ。社会だ。となる。

会社にとってこういう人が困るのは、そういう人は成長しないからです。

自分の失敗も挫折も、人のせいだとしていたら、自分を顧みることもないので、成長しないのです。

またそういう人は、周りにも良い影響を与えないので、会社としては困った存在になるのです。

だからこのマンガでも、面接官は「ダメだこりゃ」となったのですね。

では、このマンガを見て、これから面接を受けるあなたはどうすれば良いか?

上司や会社の悪かったところは言わないようにして、前向きなことだけを言えば良いでしょうか?

それもまた、ちょっと違うのです。

他責思考は良くないが事実を言うことも大事

あなたが悩みに悩んで、今の会社を辞めざるを得ないと言う結論に至ったこと。

それは事実ですよね。

そしてそうなる原因は、確かに上司のパワハラだった。

その事実を面接では隠しておくのは、必ずしも良くありません。

何故ならば、それを言わないとあなたが辞めることになった理由が穴あきになって釈然としなくなるからです。

こういうことをやりたいと思ったから辞めた。という一見前向きなことだけしか言わないと、「何故それを前の会社でできなかったの?」と言うことになるからです。

あなたがどうしても辞めざるを得なくなった理由、それは前の会社の環境では成長したいのに成長することができないから。

その事実は、本当のことなのだから隠してはいけないのです。

それを言うからこそ、あなたの退職理由、転職理由に説得力が備わるのです。

事実は言う。それがまず大事。

その次に来るのが、言い方の問題です。

このマンガの応募者のように、面接の場で怒りを爆発させるのではなく、淡々と事実のみを述べること。

そして、その上でそのような環境では自分が成長することができないことや、今後自分がどうなっていきたいのかについて、理路整然と述べることです。

それができれば、これからあなたが目指そうとしている、まともな企業であれば、あなたの話にうなづいてくれるはずです。

では、今日はこのへんで!

 

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