内定式が終わった後でも辞退は可能ですか?

今日は10月1日。

多くの企業で内定式が行われているはずですが、先日、キャリア相談室でこんな質問をしてきた学生がいました。

「内定式には一応行こうと思ってます。内定式出た後でも辞退できますよね?」

この人は、1社内定は持っているのですが、あまり気に入っていないので就活を続けています。現在選考中の企業が2社あります。

内定をもらっている1社はキープということです。

内定式後に辞退するのは、当然気が引けることなのですが、そもそもそれが可能なのか?ということです。

さて、どうでしょうか?

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内定式後の辞退は法的には入社2週間前まで可能。ただし・・・。

結論から言えば、内定式後でも辞退は可能です。

法律的なことを言えば、入社日の2週間前までに辞退すれば問題ありません。

ただ、それはあくまでも法的に可能だというだけのことで、実際問題としては企業に迷惑をかけることは間違いありません。

まず、あなたは内定式に呼ばれているということは、入社承諾書を提出しているはずです。

これは、入社することを企業に約束する文書です。

そして内定式に呼ばれ、半年後に入社するということを前提に懇親会にも参加させてもらったのです。

企業は、内定式で正式な内定通知書を渡し、あなたの元気な顔を見ることで、

「よし、この人は間違いなく入社してくれる。大丈夫だ!」

と安心するわけです。

さて、年が明けて3月。それも中旬になれば企業はあなたを含めた内定者の入社準備に追われています。

そんなとき、あなたから内定辞退の知らせが入る。

そのときの人事担当者の落胆や慌てぶりを想像してほしいと思います。

入社式どころか、その年の人員計画も終わっていますので、企業の年度計画じたいが狂ってしまうかも知れません。

いくら法的には可能であっても、あなたに内定をくれた企業にそういう迷惑をかけてしまうということは、ぜひ想像力を働かせてください。

内定式は形だけなのであまり意味はない。意味があるのは入社承諾書

内定式が行われるのは10月。企業もまだ余裕があります。あなたが欠けても秋採用で追加することは可能でしょう。

そもそも企業が内定式をするのは、「10月1日前には正式な内定を出してはいけない」という昔の就職協定の名残りがあることと、内定者同士の顔合わせや先輩社員との懇親会などをやることで、入社への意欲を高めようという目的です。

ですから、この内定式に出たからと言って学生の側に何らかの義務が新たに生じるということはありません。

法的な効力を持つ「内定」は、そのずっと前にあなたは手にしているので、内定式で改めて何らかの通知書を授与されたとしても、あなたの「内定」への意味付けが変わることは特にありません。

むしろ、大事な意味を持つのは、あなたが出した「入社承諾書」です。

これは、あなたが社会人として企業に対して入社するという約束をした正式文書です。

法的には、職業選択の自由がある限り、これによってあなたの自由な就職が束縛されることはないのですが、社会人として約束を破るということになるのは変わりありません。

その重みだけは十分理解しておいてほしいと思います。

内定辞退はして良いです。

でも、先に述べた企業にかかる迷惑を考えれば、可能な限り早く連絡することが、あなたの責務だと考えてほしいのです。

では、今日はこのへんで!

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