ハローワークの紹介で入社したら、求人内容と全然違うというトラブルは、以前から多いです。
ハローワークは、求人内容が合っているか調査する権限がなく、「入ったら違うんです」と言っても、それは労基署へ〜と言い、労基署は、ハローワークへ〜と言います😔
ハローワークに求人出すの無料だから…— 労働者を守る探偵🕵🏻須田美貴 (@sudatora) February 11, 2024
というツイートがありました。
これを見て、私もその通りだと感じましたので、就職先探しにハローワークを使う人に注意してほしい点を書いてみたいと思います。
求人内容をハローワークは責任持たない
ハローワークは人材紹介会社と違って公共機関ですから、求職者だけでなく管轄地域の企業のためにも存在しています。
企業は無料で求人を掲載できますし、ハローワークはその求人の掲載を断ることは原則としてできません。
無料でどんな企業でも求人を掲載できる。
ということは、超零細企業もブラック企業も掲載されるということです。
またハローワークは企業をいちいち調べたりしませんので、その企業の良し悪しを聞いても答えてくれません。
企業を探すのはあくまでも利用者の責任。
ハローワークはその橋渡しをしてくれるだけです。
ハローワークならではのメリットを活かして賢く使おう
では、どんな人が、どんなときにハローワークを使うのが良いのでしょうか?
まず、大企業を希望しない人。
お金のある大企業はより良い人材を確保するためにお金をかけて求人サイトや人材紹介会社を使います。
まずは、採用のお金をかけることができない中小企業がハローワークを使うと思ってください。
ですから、大企業を目指したい人はハローワークではなく、求人サイトや就職エージェントを使ってください。
もう一つは、地方で就職したい人。
家庭の事情で実家の地元で就職せざるを得ない人もいるでしょう。
東京や大阪のような大都市であれば企業も多くありますが、地方都市では、企業自体が少ないということがありますよね。
そういうとき、地元のハローワークが役に立ちます。
ハローワークはそれぞれ地域の管轄があり、その地域にある企業が求人を掲載しているからです。
ハローワークインターネットサービスを使えば、日本全国どこにいても就職したい地域を条件に選んで検索することもできます。
以上のように、ハローワークの求人には良いところも悪いところも含めて特徴がありますので、それをわかった上で賢く使ってください。
では、今日はこのへんで!