就活がうまく行く学生のタイプについて、以前もいくつか記事を書いてきました。
例えば、
とか、
とか、
ですね。
今日もそんな記事なんですが、先日気づいたことがあったので書いてみますね。
大学のキャリア相談室で、ある就活中の学生さんに対応していたときのことです。
彼は何度も来ていて私も良く知っていましたので、その後の状況を聞こうと思って、
「そういえばあの会社はどうなった?」
と聞きました。すると彼は、
あ、あそこ落ちました
と、サラッと言うのです。
特に落ち込んだ様子もなく、もう気にもしていない感じです。
そして、他の企業の次の選考の準備をするために、今日もキャリア相談室に来ていたのです。
私は、苦労してエントリーシートを書いていた企業だったのに、あまりにサラッと「落ちました」と言うだけの彼に、ちょっと驚いたと同時に、爽やかなものも感じました。
そして、
(あ、こいつはきっとうまく行くな)
と思いました。
何故、私はそう思ったのでしょうか?
就活がうまく行く人は引きずらない人
彼は過去を引きずらないのです。
選考に落ちるのは誰だって嫌な経験ですが、終わればさっと切り替えて次に進めるのです。
だから常に100%の力を出して次の企業に臨むことができます。
そして「落とされる」ということを、「自分の否定」とは捉えていません。
単に、「今回はダメだった」というだけのことだと捉えているのです。
就活の選考というのは、理由がわからないものです。
落ちたときも受かったときも、ほとんどの場合企業はその理由を教えてくれません。
場合によっては、あなた自身には何も問題ないのに、企業の側の都合で落とされている可能性もないではないのです。
だから結果についてはクヨクヨするだけ無駄なんです。
それなのに、いつまでもクヨクヨする、落とされたダメージを忘れられない。
それだと、どんどん次に動くことが怖くなってしまいます。
動けなければ、進みません。
さて、あなたはどちらのタイプの人でしょうか?
では、今日はこのへんで!