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給料の高さで大企業が良いと考えている人が気づいていない大切な視点

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就職活動中の学生さんの多くが、「できれば大企業に入りたい」と言います。

そしてその理由を聞くと、「給料が良い」「安定性がある」と言う人が大多数です。

業界による差はありますが、全体としては、やはり大企業の方が中小企業よりは給料が良いというのは間違いではありませんし、大企業であるということはそれまで長年成長してきた結果であると考えれば、安定性もそのとおりでしょう。

私は、大企業を選ぶことが良くないというつもりは決してないのですが、初任給の金額を見ただけで判断するのはちょっと早計かなとも思います。

それは、ある視点が抜けていることが多いからです。それは何でしょうか?

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大企業は大量採用するので競争が激しいという事実

大企業は採用人数も多いです。何百人と採用することもありますよね。

あなたは正社員として入社するわけですから、この先何年、もしかしたら何十年もそこに勤めて行くのですが、当然給料は初任給の金額のままでは嫌ですよね?

入社した後給料を上げていくには、成長し、実績を出し、上のポジションに上がっていかなくてはいけません。

そのとき、大企業ではあなたと一緒に入社した何百人というライバルたちの中で戦うことになります。

それができなければ給料の額を理由に大企業に入った理由が無くなってしまうからです。

いつまでも上のポジションに行けずくすぶっていたら、生涯賃金では中小企業に入っていた方が良かったということも十分あり得るのです。

つまり、大企業に入るということは、大勢のライバルの中で戦う熾烈な戦場に行くということでもあるのです。

「もちろんわかっている。上等だ!」

という頼もしい人ならば何も言いませんが、そうでない人は、単に初任給の額だけに惹かれてしまっていないか、もう一度考えてみることをお勧めします。

では、今日はこのへんで!

 

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