ガクチカ（学生時代に力を入れてきたこと）に書くネタがないという人、結構いますよね。
特に最近では、コロナのためにアルバイトやサークル活動ができなくなっていたので、そうしたエピソードがないという、これは本人にはどうしようもない事情で無味乾燥な大学時代を過ごしてきた人も多いですね。
高校時代まで遡れば、部活もやってきたのでそのことなら書ける。
高校時代のエピソードでも良いでしょうか？
というのは良くある質問です。
ガクチカは大学時代のことを書くのが基本
という記事の中に、できれば大学時代のことを書いてほしいという理由として、
できるだけ「現時点での学生」を評価したいと思っている。
と書かれていました。
これは私もそのとおりだと思います。
もう少し私の意見を付け加えるとすると、大学時代のエピソードであること自体に意味があるのです。
高校までは決められたカリキュラムで勉強し、部活でどこに属するかは自分で決められるにしても、全体としてあまり自由度はありません。
大学時代になると、勉強する分野や、それに合わせた授業など、自分の意志で選択していくことが多くなりますよね。
カリキュラムも毎日全員が同じではなく、人によって選択科目が違って、その結果自由な時間も自分なりに作れたりします。
また、部活、サークル、アルバイトなども、高校時代までよりは選択肢が多くなっていると思います。
そのように、大学時代は自由度が高いので、その過ごし方には人それぞれの好み、価値観などが反映されます。
悪く言えば、何も考えていない人はぼーっと過ごしてしまうことも可能である一方、やる気のある人は学業はもとより、それ以外の活動もどんどん積極的に取り入れて、とても多忙な大学生活を送っている人もいます。
ここまで話すと、企業が何故大学時代の話を聞きたいか、わかりますよね？
大学時代の過ごし方を聞くことが、その人を理解するのにとても良い材料になるからです。
冒頭の引用にあったように、「現時点のあなた」であると同時に、それが「大学時代」という、人生の中でもとても自由な時期であるということに理由があるのです。
ですから、ガクチカには、できれば大学時代のことを書くべきということなのです。
どうしても大学時代にネタがないという人は、こんな記事も書いていますので読んでみてください。
では、今日はこのへんで！
