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圧迫面接をする企業について考えてみるべきこと

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就活の現場では「圧迫面接」と言う言葉を聞きますね。

なんか聞くだけでいや~な感じの言葉ですが、面接官がわざと責め立てるような質問の仕方をしたり、相手を否定するようなことを言うなど、メンタルがやられるような面接をされることです。

こうしたことをする理由は、応募者のストレス耐性を見るためなどと良く言われます。

そして、こうした圧迫面接への対処法として良く言われているのが、

「面接官は応募者のストレス耐性を見るためにやっているので、冷静に受け答えをしてストレス耐性が高いことを示そう」

と言うようなアドバイスですね。

確かに、圧迫面接の目的がそうしたことであるならば、対処法としてはこれが正解かも知れません。

でもちょっと待ってください。

というのが今日の本題です。

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そもそも、あなたはストレス耐性が必要な職場に行きたいのか?

圧迫面接をしてくる企業は、ストレス耐性がある人を採用したいと思っているわけです。

何故、ストレス耐性がある人を必要としているのでしょうか?

それはその企業がストレスが多い環境であるとか、ストレスが多い仕事をしなければならないからです。

圧迫面接をされるかも知れないからその対策をしなくては、と思う前に、そもそもあなたはストレス耐性が必要とされる企業に、本当に行きたいのですか?

ということです。

もちろん、どんな仕事でも多かれ少なかれストレスはあります。

でも、敢えて圧迫面接までして応募者のストレス耐性を重要視しなくてはいけない企業であるなら、平均よりは高いストレスなのだろうなと想像はできるわけです。

もしあなたが、以前の職場がストレスが多いことを苦にして転職を考えたのであれば、こうした企業は避けるべきですよね?

そんなあなたが、就活テクニックだけを読んで、ストレス耐性が高い自分を演じることができ、それが功を奏して採用されたらどうでしょうか?

ストレスが嫌で転職したのに、あなたを待っているのはまたストレスフルな職場です。

なんのための転職だったのか? ということになりますよね。

そもそも自分はなんのために転職したいのか?

これは常に頭に入れておかないと、手段と目的が逆になってしまって、結局また間違った就職をしてしまうことになるのです。

これは、圧迫面接だけに限ったことではありません。

例えば、前職が残業やサービス残業が非常に多く、それが嫌で転職を考えたとしましょう。

面接で休日や残業のことを聞くのはタブーとかも言われますよね?

でもこれ、あなたの転職の目的を考えるなら、絶対にきちんと確認しておく必要があることです。

それを聞かれて嫌な顔をするような企業であれば、おそらくそこも残業が多い企業でしょうから、そこはあなたが行くべき企業ではないはずですから。

採用されるために自分を良く見せる。

それを多くの人が考えますが、それもほどほどにです。

それよりも大事なのは、繰り返しますが、「自分はなんのために転職するのか?」です。

どうかそれを忘れずに転職活動をしてください。

では、今日はこのへんで!

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