面接官がタメ口の企業には気をつけた方が良い理由

 

就職活動で面接を経験した人は、面接官の口調が気になったことはないでしょうか?

具体的に言えば、応募者に対していわゆる「タメ口」で話す人。

特に学生の皆さんであれば、おじさん面接官ははるかに年上ですよね。

ですから皆さんは目上の人、ましてや面接を受ける側ですから、丁寧語、敬語を心掛けているはず。

逆に面接官の側からすれば、年上、会社での役職者。

確かに客観的には、それなりの社会的地位があるのだから、目上の人間ということは間違いではないかも知れません。

面接官の側にもその自覚があるとすれば、若い学生には、タメ口になってしまう。というのは自然な気もします。

普段会社の中では、目下の部下に対してタメ口で話しているでしょうから、その延長でもありますね。

でも、ちょっと待ってください。ほんとにそれでいいんでしょうかね?

 

応募者は、いくら若くても初対面の他人で、しかも自分の会社に興味を持ってわざわざ受けに来てくれた人ですよね。

入社して新入社員になり、明らかに上下関係になった後であれば良いのですが、面接の段階ではまだ他人同士。

そこには上下関係はありません。対等な1個人同士です。

そうであるなら、面接の場では社会人としての礼を尽くし、敬語で接するのが当然だと私は思うのです。

私が人事をやっていたときには、そのように思って学生さんにも必ず敬語で接していました。

それは、上記の理由もありますが、面接というのは、企業が応募者を見る場であると同時に、応募者も企業を見て判断する場でもあると思っていたからです。

採用担当者は、企業の代表として初対面の応募者に対応するのですから、悪印象を与えればそれがそのまま、企業の第一印象になってしまいます。

そう自覚していれば、自然と所作も言葉も、丁寧に礼を尽くすことになると思います。

そういうことを考えられる企業なのかどうか。

面接を受けるときには、面接官の態度、言葉遣い、そんなところから社風を感じ取ってみるのが良いかと思います。

では、今日はこのへんで!

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